ここの命に入るとは、天の王国に入ることです(23節)。天の王国は、神の永遠の命の領域です。ですから、わたしたちがその中に入る時、神の命の中に入るのです。これは、救われることとは異なります。救われるとは、神の命がわたしたちの中に入って、わたしたちの命となることです。天の王国に入るとは、神の命の中に入って、神の命の豊かさを享受することです。前者は、贖われ、聖霊によって再生され、こうして神の命を受けることです。後者は、神の命によって生き、歩むことです。一方は命の事柄であり、もう一方は生きる事柄です。16節(16節)のノート1を参照。
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