ルカによる福音書第15章1節から2節(ルカ15:1―2),11節から32節(ルカ15:11―32)で、主はユダヤ教指導者を長男に、取税人や罪人を次男にたとえられました。しかしここで、主は彼らを逆の順序でたとえられました。これは、ユダヤ人が神の長子であり(出4:22)、長子の権を持っていたものの、彼らの不信仰のゆえに長子の権は召会に移り、召会が神の長子となったことを示します(ヘブル12:23)。