人々をバプテスマするとは、死を象徴する水の中に人々を浸し、その中に葬ることです。バプテスマのヨハネがこれを行なったのは、悔い改める者には、葬られる以外に何の用途もないことを示すためでした。またバプテスマは、古い人が終わらせられ、命を与えるキリストがもたらす復活の中で、新しい開始が実現されることを象徴します。ですから、ヨハネの務めに続いて、キリストが来られたのです。ヨハネのバプテスマは、悔い改めた人を終わらせただけでなく、彼らをキリストへ導いて、彼らに命を得させました。聖書の中のバプテスマは、死と復活を暗示しています。水の中にバプテスマされるとは、死の中に葬られることです。水から上げられることは、死から復活させられることを意味します。
|