主の名の中にいる(13、14節)とは、主と一であり、主によって生き、主にわたしたちの中で生きていただくことを意味します。主は御父の名の中で来て、事を行なわれました(5:43.10:25)。それは、彼が御父と一であったこと(10:30)、彼が御父のゆえに生きられたこと(6:57)、御父が彼の中で働かれたこと(10節)を意味します。福音書で、主は御父の表現として、御父の名の中で事を行なわれました。使徒行伝で、弟子たちは主の表現として、主の名の中で、さらに大きな事柄をさえ行ないました(12節)。