第5章43節(5:43)は、御子が御父の名の中で来たと言い、ここでは、御父が御子の名の中で聖霊を遣わしたと言います。これは、御子と御父が一であるだけでなく(10:30)、聖霊は御父と御子と一であることをも証明します。御父によって御子の名の中で遣わされた聖霊は、御父から来る実際であるだけでなく、御子から来る実際でもあります。これは、最終的にその霊として人に届く三一の神―父、子、霊です。