「上げてしまった」(あるいは、上げられた)という語句は、第3章14節(3:14)と第12章31節から34節(12:31―34)にも使われています。第3章14節(3:14)で、主は人の子として、蛇の形で上げられて、蛇の毒を受けた人々に対する神の裁きを担われました。第12章31節から34節(12:31―34)で、主が人の子として上げられるのは、古い蛇、サタン、この世の支配者を追い出すためです。ですからこの章で、主は上げられた人の子として、蛇の毒を受けた人々を、蛇の毒である罪から救い出すことができるのです。
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