エペソ  4章4節
4:4 1一つからだと一つ、それはあなたがたも、あなたがたの召しの1一つ2望みの中で召されたようにです.
4章4節 フットノート1

使徒は、一を守るようにと勧める時、わたしたちの一の基礎を形成する七つの事柄を示します。それは、一つからだ、一つ霊、一つ望み、一つ主、一つ信仰、一つバプテスマ、一つ神です。これら七つの「一つ」は、三つのグループから成ります。最初の三つは第一グループを形成し、その霊のグループであって、彼の表現としてのからだを伴います。このからだは、からだの本質としてのその霊ですでに再生され、今や浸透されつつあり、キリストの全き姿へと変貌させられていく望みを持っています。次の三つは第二グループを形成し、主のグループであって、わたしたちが彼に結合されるための信仰とバプテスマを伴います。七つの最後が第三グループ、一つ神と父であって、彼はすべての創始者、源です。からだの執行者としてのその霊、からだの創造者としての御子、からだの創始者としての父なる神―三一の神の三すべて―は、からだと関係があります。三一の第三が4節から6節(4―6節)で最初に述べられているのは、ここでのおもな関心がからだであり、その霊がからだの本質であり、からだの命と命の供給であるからです。次にその順序は御子へ、そして御父へとさかのぼります。


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