本書は、神の天の召しがわたしたちを聖なる民(3:1)、神へと聖別された民とすることを見せています。キリストは聖別する方です(2:11)。彼は十字架で死んで、血を流し、彼の血をもって至聖所に入られました(9:12)。それは、彼がご自身の天的祭司職(7:26)の天的務めによって(8:2、6)、聖別する働きの実行を可能にするためでした。そして、それはわたしたちが彼の血によって幕の内側に入り、天の聖別する方としての彼にあずかるためでした。このように彼にあずかることによって、わたしたちは営所の外で、十字架の聖別する道によって、彼に従うことができるのです。12節(12節)のノート2と13節(13節)のノート1を参照。
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