その霊的な美徳の要素の構成は、多くの段階で前進していき、わたしたちの主イエス・キリストを知る全き知識へと、三一の神のすべてを含む化身の全き認識へと向かいます。この箇所の御言では、命の経験と霊的知識に関して、三つの前置詞が使われています。すなわち、2節(2節)では知識の領域を言う「の中で」、3節(3節)では知識の通路を言う「を通して」、8節(8節)ではゴールとして目ざす知識を言う「へと」です。