啓示録  1章10節
1:10 わたしは2主日に1霊の中にいた。すると、わたしの後ろのほうで、ラッパのような大声がするのを聞いた。
1章10節 フットノート1

本書は、神の強化された動きのために、神の霊が七倍に強化された霊であることを強調するだけでなく、わたしたちの人の霊をも強調しています。人の霊は、神の動きを認識し、それに応答するための器官です。ただ霊(わたしたちの霊)だけが、霊(神の霊)に応答することができます。本書は四つの主要なビジョンから構成されています。(1) 諸召会のビジョン(第1章―第3章)。(2) この世の運命のビジョン(第4章―第16章)。(3) 大いなるバビロンのビジョン(第17章―第20章)。(4) 新エルサレムのビジョン(第21章―第22章)です。ヨハネは彼の霊の中にいた時、この四つのビジョンを見ました(10節4:217:321:10)。すなわち、彼は霊の中で、エペソ人への手紙第3章5節(エペソ3:5)で述べられていることにしたがって、キリストの奥義の啓示を受けました。わたしたちも本書のビジョンを見るために、わたしたちの霊の中にいる必要があります。それは単にわたしたちの思いの中の知的理解の問題ではなく、わたしたちの霊の中の霊的認識の問題です。


JGW日本福音書房 :ウオッチマン・ニーとウイットネス・リーの務めを出版する書房