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啓示録 第 十四 章

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3

三つの刈り取り――14:1-20

a

大患難の前の、信者たちの初穂――1-5節
14:1またわたしが見ていると、見よ、小羊1シオンの山の上に立っており、と共に2十四万四千がいて、3小羊の名との名がその額に記されていた。
14:2わたしはまた天から声を聞いたが、それは1多くの水の音のようであり、また2激しい雷の音のようであった。わたしが聞いたその声は、3竪琴に合わせて歌う者が竪琴を弾くのようであった。
14:3彼らは御座の前で、また四つの生き物と長老たちの前で、新しい歌を歌う。その歌は、2地から買い取られた十四万四千のほか、1だれも学ぶことができなかった。
14:4これらの者は、女によって汚されていない者である。彼らは1童貞である。これらの者は、小羊の行く所へはどこへでも従って行く。これらの者は、小羊への2初穂として、人々の間から買い取られたのである。
14:5彼らの口には、1偽りが見いだされなかった。彼らには2傷がない。

b

大患難の中での、永遠の福音――6-7節
14:6わたしはまた、もう一人の御使いが中天を飛んでいるのを見たが、彼は1永遠の福音を持っており、地上に2住む者たちに、すなわち、あらゆる国と部族と言語と民とに告げ知らせて、
14:7大声で言った、「1を畏れ、に栄光を帰せよ。2裁きの時が来たからである。天と地と海と水の源とを造られた3礼拝せよ」。

c

大患難の中での、宗教のバビロンの倒壊――8節
14:8また、もう一人の、第二の御使いが、続いて言った、「倒れた! 1大いなるバビロンは倒れた。すべての諸国民に、彼女の淫行の憤りの2ぶどう酒を飲ませた者!」

d

大患難の中での、反キリストを拝むことに対する警告――9-12節
14:9また、もう一人の、第三の御使いが、彼らに続いて大声で言った、「だれでも獣と獣の像を拝み、その額に、あるいは手に印を受ける者は、
14:10の激怒の杯に混ぜ物なしに盛られたの憤りのぶどう酒を飲む。そして、聖なる御使いたちと小羊の前で、1火と硫黄の中で苦しめられる。
14:11彼らの苦しみの煙は、永遠にわたって立ち上る。獣と獣の像を拝む者たち、また、だれでも彼の名の印を受ける者には、昼も夜も安息はない。
14:12ここに、の戒めとイエスの信仰を守る2聖徒たちの1忍耐がある」。

e

大患難の中での、殉教者たちの祝福――13節
14:13わたしはまた、天からこのように言う声を聞いた、「書き記せ、『今から後、にあって死ぬ1死人は幸いである』」。2その霊が言われる、「しかり、彼らはその労苦から解かれて安息し、彼らのわざは、彼らについて来る」。

f

大患難の終わりごろ、信者たちが刈り取られる――14-16節
14:14またわたしが見ていると、見よ、白い雲があり、その1雲の上に2人の子のようなが座しており、頭に3金の冠をかぶり、4手に鋭い鎌を持っておられた。
14:15また、もう一人の御使いが宮から出て来て、雲の上に座しているに大声で叫んだ、「あなたの鎌を遣わして、刈り取ってください。なぜなら、刈り入れの時が来たからです。それは、1地の収穫物が2熟したからです」。
14:16そこで、雲の上に座しているがその1鎌を地上に投げると、地は2刈り取られた。

g

大患難の終わりにおけるぶどう(悪を行なう者たち)が刈り集められる――17-20節
14:17すると、もう一人の御使いが、天にある宮から出て来た。彼も鋭い鎌を持っていた。
14:18また、火に対して権威を持つもう一人の御使いが、祭壇から出て来た。彼は鋭い鎌を持つ1者に、大声で叫んで言った、「あなたの鋭い鎌を遣わして、地の2ぶどうの房を刈り集めなさい。そのぶどうは完全に熟している」。
14:19そこで、御使いはその鎌を地に投げ入れて、地のぶどうを刈り集め、1の憤りの大いなる酒ぶねへ投げ込んだ。
14:20その酒ぶねは、1都の外で踏まれた。すると、血がその酒ぶねから流れ出て、2馬のくつわにまで達し、3千六百4スタデヤに及んだ。

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