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ルカによる福音書 第 二十四 章

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VI

人-救い主の復活――24:1-49

A

女たちに発見される――1-11節
24:1さて、1週の初めの日の明け方、2彼女たちは用意していた香料を携えて3墓に来た。
24:2すると、彼女たちは、石が墓から転がしてあるのを見た.
24:3入ってみると、主イエスの体が見当たらなかった。
24:4彼女たちがこのことで途方にくれていると、見よ、二人の人が1輝く衣を着て、そばに立った。
24:5彼女たちがこわくなり、顔を地に伏せると、その人たちは言った、「なぜあなたがたは、生けるを死人の中に捜しているのですか?
24:6はここにはおられません.1復活させられたのです。がまだガリラヤにいた時、あなたがたにどのように語られたかを思い出しなさい.
24:7すなわち、『人の子は罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活しなければならない』と言われました」。
24:8すると、彼女たちはイエスの言葉を思い出した。
24:9彼女たちは墓から戻って、これらすべての事を、十一人と他のすべての人に伝えた。
24:10さて、彼女たちはマグダラのマリヤ、ヨハンナ、ヤコブの1マリヤであり、また一緒にいたほかの女たちも、これらの事を使徒たちに話した。
24:11ところが、これらの言葉は、1使徒たちには、2たわ言と思われたので、彼女たちを信じなかった。

B

ペテロによって調査され、確かめられる――12節
24:12しかし、ペテロは立ち上がり、墓へ走った.そして身をかがめてよく見ると、亜麻布だけが見えた.それで、彼は何事が起こったのかと、不思議に思いながら家に帰って行った。

C

二人の弟子たちに現れる――13-35節
24:13すると見よ、弟子の二人が同じ日に、エルサレムから六十1スタデヤ離れた、エマオという村へ向かっていた。
24:14彼らは、起こったすべての事について、互いに話し合っていた。
24:15彼らが語り合い、論じ合っていると、イエスご自身が近づいて、1彼らと一緒に行かれた。
24:16しかし、彼らの目は遮られていて、イエスを認めることができなかった。
24:17イエスは彼らに言われた、「あなたがたが歩きながら、互いに語り合っているその話は、何の事なのか?」。すると、彼らは悲しげな面持ちで、立ち止まった。
24:18その一人のクレオパという者が、に答えて言った、「エルサレムに滞在しているのに、この数日そこで起こった事を、あなただけがご存じないのですか?」
24:19イエスは彼らに、「どういう事なのか?」と言われた。彼らは1言った、「ナザレ人イエスの事です.とすべての民衆の前に、わざにも言にも力ある2預言者でした.
24:20ところが、祭司長たちとわたしたちの支配者たちは、を死刑にするために引き渡して、十字架につけたのです。
24:21しかしわたしたちは、イスラエルを贖うのはこのであると、望みをかけていました。しかも、その上、これらの事が起こってから、今日が三日目です。
24:22ところが、わたしたちの仲間のある女たちが、わたしたちを驚かせました。彼女たちが朝早く墓へ行きましたが、
24:23の体が見当たらないまま、帰って来て、『御使いたちが現れて、は生きておられると告げた』と言うのです。
24:24そこで、わたしたちの仲間の何人かが墓へ行って、見ましたが、女たちの言ったとおり、は見当たりませんでした」。
24:25そこで、イエスは彼らに言われた、「ああ、1愚かで心が鈍く、預言者たちが言ったすべての言葉を信じられない者たちよ!
24:26キリストはこれらの苦しみを受けて、1の栄光に入るべきではなかったのか?」
24:27そして、モーセとすべての預言者たちから始めて、1聖書全体にわたり、ご自身についての事柄を説き明かされた。
24:28やがて彼らは目指す村に近づいたが、イエスはさらに先へ行かれる様子であった。
24:29そこで、彼らはイエスを無理に引き止めて言った、「わたしたちと一緒にお泊まりください.夕方になり、日もすでに傾いています」。そこでイエスは、彼らと一緒に泊まるために、入って行かれた。
24:30それからイエスは彼らと一緒に食卓に着いて、パンを取り、それを祝福してさいてから、彼らに渡された。
24:31その時、彼らの目が1開かれて、イエスであることがわかった.すると、2イエスは彼らから見えなくなった。
24:32彼らは互いに言った、「が道でわたしたちに語りかけて、聖書を開いてくださっていた時、心が内側で燃えたではないか?」
24:33彼らはすぐに立ち上がり、1エルサレムに引き返してみると、十一人とその仲間が一緒に集まっていて、
24:34は本当に復活させられた.そしてシモンにご自身現された」と言っているところであった。
24:35そこで、彼らは途中で起こった事と、イエスがパンをさかれた時、どのようにご自身を自分たちに知らせられたかを話した。

D

使徒たちとその仲間に現れて、彼らに託す――36-49節
24:36彼らがこれらの事を語っていた時、イエスご自身が彼らの真ん中に立って、「平安があなたがたにあるように」と言われた。
24:37しかし、彼らはびっくりし、恐ろしくなり、1霊を見ているのだと思った。
24:38イエスは彼らに言われた、「なぜ、あなたがたは当惑しているのか? なぜ、心に疑いを起こすのか?
24:39わたしの手とわたしの足を見なさい.まさしくわたしなのだ。わたしに触り、そして見なさい.霊には1肉や骨はないが、あなたがたが見るとおり、わたしにはあるのだ」。
24:40こう言って、イエスは両手と両足を彼らに見せられた。
24:41彼らが喜びのあまり1信じられないで、不思議に思っていると、イエスは、「ここに何か食べる物があるか?」と言われた。
24:42彼らが焼いた魚を一切れ差し出すと、
24:43はそれを受け取って、彼らの前で食べられた。
24:44イエスは彼らに言われた、「わたしがまだあなたがたと一緒にいた時、あなたがたに語ったわたしの言はこうである.すなわち、わたしについて、1モーセの律法と預言者の書と詩篇とに書かれているすべての事は、成就されなければならない」。
24:45それから、イエス1聖書を理解させるように、彼らの思いを開かれた.
24:46イエスは彼らに言われた、「こう書かれている、『キリストは苦しみを受けて、三日目に死人の中から復活する.
24:47そして、1罪の赦しを得させる悔い改めが、の御名の中で、エルサレムから始まって、すべての国民に宣べ伝えられる』。
24:48あなたがたはこれらの事の証人である。
24:49見よ、わたしわたし1約束されたものを、あなたがたの上に2送る.ただ、あなたがたは、高い所から力を4着せられるまで、都に3とどまっていなさい」。

VII

人-救い主の昇天――24:50-53
24:50それから、イエスは彼らを1ベタニヤまで連れて行き、両手を挙げて、彼らを祝福された。
24:51イエスは祝福しておられる間に、彼らを離れて天に1上げられた。
24:52彼らはイエスを礼拝し、大きな喜びをもってエルサレムに戻った.
24:53そして絶えず宮にいて、をほめたたえていた1

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オンライン聖書―回復訳-ルカによる福音書