16:1 | これらの事をあなたがたに語ったのは、あなたがたがつまずかないためである。 |
16:2 | 人々はあなたがたを会堂から追い出すであろう.あなたがたを1殺す者がみな、自分は神に仕えていると思う時が来る。 |
16:3 | 彼らがこれらの事を行なうのは、父をもわたしをも知らないからである。 |
16:4 | しかし、わたしがこれらの事をあなたがたに語ったのは、彼らの時が来れば、わたしがあなたがたに話したことを、あなたがたが思い出すためである。これらの事を初めからあなたがたに言わなかったのは、わたしがあなたがたと共にいたからである。 |
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3 |
その霊の働きは、神性と人性との混ざり合いにおいて完成する――16:5-33 |
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a |
御子が行くのは、その霊が来るためである――5-7節 |
16:5 | 今わたしは、わたしを遣わされた方に行こうとしている.しかし、あなたがたのうちだれも、『どこに行かれるのですか?』と、わたしに尋ねる者はいない。 |
16:6 | むしろ、わたしがこれらの事をあなたがたに語ったので、あなたがたの心は悲しみで満ちている。 |
16:7 | しかし、わたしはあなたがたに真理を語る.わたしが去って行くことは、あなたがたには益である.なぜなら、わたしが去って行かなければ、慰め主はあなたがたに来ないからである.わたしが1行くなら、彼をあなたがたに遣わそう。 |
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b |
その霊の働き――8-15節 |
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(1) |
世の人に自らを責めさせる――8-11節 |
16:8 | 彼が来ると、2罪について、2義について、2裁きについて、世の人に1自らを責めさせるであろう. |
16:9 | 罪についてとは、彼らがわたしの中へと信じないからである. |
16:10 | 義についてとは、わたしが父に行き、あなたがたがもはやわたしを見なくなるからである. |
16:11 | 裁きについてとは、この世の支配者が裁かれたからである。 |
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(2) |
御父の満ちあふれたものを伴う御子を信者たちに啓示して、御子の栄光を現す――12-15節 |
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(3) |
御父と御子の持っているすべてを信者たちに伝達する――13節 |
16:12 | わたしには、あなたがたに言うべき事がまだ多くあるが、あなたがたは今、それに耐えることができない。 |
16:13 | しかし彼、すなわち実際の霊が来る時、あなたがたをすべての1実際へと導く.なぜなら、彼は自分から語るのではなく、彼が聞くことを語り、来たるべき事をあなたがたに1明らかにするからである。 |
16:14 | 彼はわたしの栄光を現す.それは、彼がわたしのものから受けて、それをあなたがたに明らかにするからである。 |
16:15 | 父が持っておられるものはすべて、わたしのものである.こういうわけで、彼はわたしのものから受けて、それをあなたがたに明らかにすると、わたしは言ったのである。 |
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c |
御子は復活の中で新生の子として生まれる――16-24節 |
16:16 | しばらくすると、あなたがたはもはやわたしを見なくなる.またしばらくすると、わたしを見る」。 |
16:17 | 弟子たちのある者は互いに言った、「『しばらくすると、あなたがたはわたしを見なくなる.またしばらくすると、わたしを見る』とか、『わたしが父に行くからである』と言われるのは、どういうことだろう?」 |
16:18 | そこで、彼らは言った、「彼が『しばらく』と言われるのは、どういうことだろう? 彼が何のことを言っておられるのか、わたしたちにはわからない」。 |
16:19 | イエスは彼らが尋ねたがっているのを知って、彼らに言われた、「『しばらくすると、あなたがたはわたしを見なくなる.またしばらくすると、わたしを見る』とわたしが言ったことについて、互いに話し合っているのか? |
16:20 | まことに、まことに、わたしはあなたがたに言う.あなたがたは泣いて、嘆き悲しむが、世は喜ぶであろう.あなたがたは悲しむが、あなたがたの悲しみは、喜びに変わるであろう。 |
16:21 | 女は子供を産む時、自分の時が来たので悲しむ.しかし、2子供を1産むと、一人の人が世に生まれた喜びのゆえに、もはやその苦しみを覚えていない。 |
16:22 | あなたがたにも、今は悲しみがある.しかし、わたしは再びあなたがたに1会う.その時、あなたがたの心は歓喜する.そしてあなたがたの喜びを、あなたがたから奪い去る者はいない。 |
16:23 | その日には、あなたがたはわたしに何も尋ねないであろう。まことに、まことに、わたしはあなたがたに言う.1あなたがたがわたしの名の中で父に求めるものは何であれ、彼はあなたがたに与えてくださる。 |
16:24 | 今までは、あなたがたはわたしの名の中で何も1求めなかった.求めなさい.そうすれば、あなたがたは受ける.それは、あなたがたの喜びが満ちあふれるためである。 |
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d |
信者たちは迫害を受けても、御子の中で平安を持つ――25-33節 |
16:25 | これらの事を、わたしはあなたがたに、たとえで語ってきた.もはやたとえで語るのではなく、はっきりと父について知らせる時が来ようとしている。 |
16:26 | その日には、あなたがたはわたしの名の中で求めるであろう.それで、わたしはあなたがたのことを父に願おうとは言わない. |
16:27 | なぜなら、あなたがたがわたしを愛し、わたしが神1から出て来たことを信じたので、父ご自身が、あなたがたを愛されるからである。 |
16:28 | わたしは1父から出て、世に来た.わたしは再び、世を離れて父に行こうとしている」。 |
16:29 | 弟子たちは言った、「ご覧ください.今あなたははっきりと語っておられ、たとえでは何も話しておられません。 |
16:30 | 今やわたしたちは、あなたがすべての事をご存じであり、だれもあなたに尋ねる必要のないことを知っています.これによって、わたしたちは、あなたが神1から出て来られたことを信じます」。 |
16:31 | イエスは彼らに答えられた、「あなたがたは今、信じるのか? |
16:32 | 見よ、あなたがたがそれぞれ自分の所へ散らされて、わたしを独り残す時が来ようとしており、そしてすでに来ている.しかし、わたしは独りではない.父がわたしと1共におられるからである。 |
16:33 | わたしがこれらの事をあなたがたに語ったのは、あなたがたがわたしの中で、平安を持つためである。世にあって、あなたがたには苦難がある.しかし、勇気を出しなさい.わたしはすでに世に打ち勝っている」。 |
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