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使徒行伝 第 十九 章

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(2)

アポロの務めにおける欠け目を満たす――19:1-7
19:1さて、アポロがコリントにいた間に、パウロは高地を通ってエペソに下って来て、何人かの弟子たちを見いだし、
19:2「あなたがたは信じた時、1聖霊を受けましたか?」と彼らに言った。すると彼らはパウロに、「いいえ、聖霊があるかどうか、2聞いてもいません」と言った
19:3そこでパウロは、「それではあなたがたは、何の中へとバプテスマされたのですか?」と言った。彼らは、「1ヨハネのバプテスマの中へです」と言った。
19:4パウロは言った、「ヨハネは悔い改めのバプテスマでバプテスマして、人々に、自分の後に来られる、すなわち、イエスの中へと信じるべきであると告げたのです」。
19:5彼らはこれを聞いて、主イエスの御名の1中へとバプテスマされた。
19:6そして、パウロが彼らの上に1手を置いた時、聖霊が彼らの2上に臨んだ.彼らは3異言を語り、また予言した。
19:7この人たちは、全部で十二人ほどであった。

(3)

その務めとその実――主の言葉は成長し、力を増す――19:8-20
19:8それから、パウロは2会堂に1入って、三か月の間、大胆に語り、3の王国について論じ、彼らを説得した。
19:9しかし、ある者たちはかたくなで聞き入れず、会衆の前でこの「1道」の悪口を言ったので、パウロは彼らから退き、弟子たちをも引き離して、2ツラノの講堂で毎日論じた。
19:10このことが二年間にわたったので、アジアに住んでいるすべての人は、ユダヤ人もギリシャ人も、の言を聞いた。
19:11はパウロの手を通して、並はずれた1力あるわざを行なわれた.
19:12例えば、パウロが1身に付けていたハンカチやエプロンなどを取って、病人にあてると、病気は彼らから去り、悪2霊は出て行くほどであった。
19:13ところが、ユダヤ人のまじない師で巡回している者たちも、悪霊にとりつかれている者たちに向かって主イエスの御名を唱え、「パウロが宣べ伝えているイエスによって厳命する」と言ってみた。
19:14そういうことをしていたのは、ユダヤ人の祭司長スケワという者の七人の息子であった。
19:15すると、悪霊は彼らに答えて言った、「イエスについては知っている.パウロについてもわかっている.だが、おまえたちはいったい何者だ?」
19:16そして、悪霊にとりつかれていたその男は、彼らに飛びかかり、その二人を押し倒して打ち負かしたので、彼らは裸にされ、傷を受けて、その家から逃げ出した。
19:17このことが、エペソに住んでいるすべてのユダヤ人にもギリシャ人にも知れ渡り、すべての人に恐れが臨んだ.そして、主イエスの御名が大きく現された。
19:18そして、信じた人たちの多くが来て、自分たちの2行ないを1告白し、打ち明けた。
19:19また、魔術を行なっていた多くの人が、彼らの本を持ち寄って来て、みなの前で1焼き払った.彼らがそれらの価を計算すると、2銀貨五万であることがわかった。
19:201このようにして、の言は目覚ましく成長し、力を増していった。

(4)

エルサレムへ、さらにローマへ行くことを決意する――19:21-22
19:21さて、これらの事があった後、パウロはマケドニヤとアカヤを通って3エルサレムへ行くことを、2霊の中で1決意して言った、「わたしはそこに行った後、4ローマをも見なければならない」。
19:22そして、彼に仕えていた人たちのうち二人、テモテと1エラストをマケドニヤへ遣わして、彼自身はしばらくアジアに2滞在した。

(5)

騒動――19:23-41

(a)

その原因――23-34節
19:23さてそのころ、この「1道」について容易ならぬ騒動が起こった。
19:24銀細工人で1デメテリオという者が、2銀で3アルテミス神殿の模型を造って、職人たちにかなりの利益を得させていた。
19:25彼は職人たちや同業の者たちをも1呼び集めて言った、「2みなさん、わたしたちがこの商売でもうけていることを、あなたがたは知っています。
19:26ところが、あなたがたが見聞きしているのは、エペソだけではなくアジアのほとんど全域で、このパウロが、手で造られた神々は神々ではないと言って、大勢の人を説得し、惑わしてきたことです。
19:27これでは、わたしたちの仕事の評判が悪くなる恐れがあるだけでなく、偉大なるアルテミスの女神の神殿までもないがしろにされ、アジア全体と人の住む全地が礼拝する女神のご威光までも、覆されることになります」。
19:28これを聞いた人々は激怒に満たされ、叫び始めて、「大いなるかな、エペソ人のアルテミス!」と言った。
19:29そして市は混乱に満ち、人々は、パウロの道連れであるマケドニヤ人1ガイオとアリスタルコを捕らえ、いっせいに劇場の中に突入した。
19:30パウロはその民衆の中に入って行こうとしたが、弟子たちは彼にそうさせなかった。
19:31また、パウロの友人である1アジア州議員の何人かも、彼に使いをよこし、危険を冒して自ら劇場に入らないようにと彼に懇願した。
19:32そこでは、ある者はこの事を、またある者は別の事を叫んでいた.その集会は混乱状態で、大多数は何のために集まったのかも、わからなかった。
19:33すると、人々が1アレキサンデルを群衆の中から引き出し、ユダヤ人が彼を前に押し出したので、アレキサンデルは手を振って、民衆に弁明しようとした。
19:34しかし、彼がユダヤ人であるとわかると、みないっせいに声を上げ、「大いなるかな、エペソ人のアルテミス!」と二時間ばかりも叫び続けた。

(b)

その鎮静――35-41節
19:35そこで、町の書記役が群衆を押し静めて言った、「1エペソの人たちよ、エペソ市が大いなるアルテミスと、2ゼウスから下ったの宮守であることを、知らない者がいるだろうか?
19:36これらの事は否定できないのであるから、あなたがたは静かにしていて、無分別なことを行なってはならない.
19:37あなたがたが引いて来た人たちは、宮を荒らす者でも、わたしたちの女神を冒とくする者でもない。
19:38もし、デメテリオと仲間の職人たちに、だれかを訴える事があるなら、法廷の開かれる日があり、地方総督もいるのであるから、互いに訴え出るがよい。
19:39しかし、あなたがたにそれ以上の要求があるなら、それは1法的な集会で解決されるべきである。
19:40今日の事件については、何の理由もないのであるから、実のところわたしたちは騒乱罪に問われる恐れがある.このことで、わたしたちはこの無秩序な集会について、説明がつかないであろう」。
19:41こう言って、彼はその集会を1解散させた。

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