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出典

フットノート

啓示録 6:9 注1 七つの封印は、まず四と三に分けられ、次に六と一に分けられます。四という数は被造物を意味し、四つの生き物で象徴され、六という数は創造を意味します(創造は六日で終わった)。三という数は三一の神を象徴し、一という数は唯一の神を象徴します。ですから、四プラス三と六プラス一の両方は、七つの封印が神の裁きを通して、神の創造をすべての被造物と共に、神にもたらすことを示します。
 第五の封印は、第一世紀からこの時代の終わり近くまでの、クリスチャンの殉教を見せています(これには、旧約の聖徒たちの殉教も含むでしょう―マタイ23:34―36)。第一の封印で示されているように、福音が宣べ伝えられている間は、常に忠信な聖徒たちの殉教があります。
啓示録 6:9 注2 図形では、祭壇は幕屋と宮の外庭にあり、外庭は地を象徴します。ですから、祭壇の下は地の下であり、そこに殉教した聖徒たちの魂がいます。それは、主イエスが死なれた後に行かれたパラダイスです(ルカ23:43)。それは地の中心にあり(マタイ12:40)、ハデスの一部分(使徒2:27)、心地よい部分で、そこにアブラハムがいます(ルカ16:22―26)。
啓示録 6:10 注1 「数が満ちるまで、もうしばらく」という言葉によれば(11節)、殉教者たちのこの叫びは、この時代の終わり近くに起こるはずです。
啓示録 6:11 注1 ここの白い衣は、彼らの殉教が神に良しとされたことを象徴します。
啓示録 6:11 注2 これは大患難の間の殉教です(20:4)。
啓示録 6:12 注1 第六の封印は、超自然的な災害の始まりであり、第五の封印で殉教した聖徒たちの叫びに対する神の答え、また、地上に住む者たちに対する警告です。ヨエル書第2章30節から31節(ヨエル2:30―31)によれば、第六の封印と最初の五つのラッパとの間には、時間的にあまり差はありません(9:1―11)。ヨエル書第2章30節から31節(ヨエル2:30―31)は、まず第一と第二のラッパで血が述べられ、第一、第二、第三のラッパで火(8:7―10)、次に第五のラッパの煙(9:1―3)、それから第六の封印の太陽と月が述べられています。第9章4節(9:4)と第7章3節(7:3)を比較すれば、第五のラッパが第六の封印に非常に接近していることがわかります。
啓示録 6:12 注2 地と天の万象が震われることと変化することには、二つの災害があります。第一の災害は、大患難の初めに起こり(ヨエル2:30―31)、第二は大患難の後に起こります(ヨエル3:11―16マタイ24:29―30ルカ21:25―26)。第六の封印で扱われているものは、第一の災害です。それは、大患難が到来するという警告だけでなく、その開始とも考えられます。
啓示録 6:15 注1 文字どおりには、千人の隊長。
啓示録 6:16 注1 彼らは良心の感覚によって、神の裁きの到来を恐れてこのように言います。それは、神の裁きの到来を告げる神の声明ではありません。
啓示録 7:1 注1 この章は、第六の封印(6:12―17)と第七の封印(8:1)の間の挿入であり、神が地上に裁きを執行しようとしている時、いかに彼の民を顧みられるかを示しています。
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