奴隷―救い主は、彼の死と復活をすでに二度、予告されました(8:31.9:31)。彼の死の時が来たので(参照,1節のノート1)、彼は進んでエルサレムに行き、急いで大胆に、彼に従う者たちに先立って行かれたことは、従う者たちを驚かせました(32節)。これは、神の計画にしたがった(使徒2:23)、神の贖いの計画を成就するための(イザヤ53:10)、死に至るまでの神に対する彼の従順でした(ピリピ2:8)。奴隷―救い主は、彼が死を通して復活の中で栄光を受けること(ルカ24:25―26)、そして彼の神聖な命が解き放されて、彼の表現のために多くの兄弟たちを生み出すことを(ヨハネ12:23―24.ローマ8:29)、知っておられました。彼はご自分の前に置かれた喜びのために、恥をもいとわないで(ヘブル12:2)、サタンに横領されていたユダヤ人の指導者たちに自ら進んでご自身を渡し、彼らによって死罪に定められました。このために、神は彼を天にまで高く上げ、神の右に座らせ(16:19.使徒2:33―35)、彼にあらゆる名にまさる名を与え(ピリピ2:9―10) 、彼を主またキリストとし(使徒2:36)、栄光と誉れを冠として与えられました(ヘブル2:9)。
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