この事例は、その悲惨さにおいて類のないものでした。やもめの一人息子が棺に納められて、運ばれていました。救い主のあわれみは、彼の愛による同情においてまた類のないものでした。彼は慈愛のあるあわれみの中で、求められなかったのに、彼の復活の力を与えて、そのやもめの息子を死からよみがえらされました。これは、失われた罪人を救うために来られるという、彼の唯一の委託を示しており(19:10)、罪人を救うことにおいて、人―救い主としての彼の道徳の高い水準を見せています。