第1章から第12章で、命が来て、再生された者たちで構成された召会を生み出しました。再生された者たちは、彼らの霊の中では、神の中に、また天にいますが、彼らの体の中では、まだ肉の中に生きており、地上を歩んでいます。彼らは地のものとの接触を通して、しばしば汚れます。これは主との交わり、また彼ら相互の交わりを阻害します。ですから、聖霊と言葉と命をもって、洗う必要があるのです。こうして汚れを洗い去ることによって、主との交わり、また互いの交わりが維持されます。それは、血によって罪を洗い去ることではありません(Iヨハネ1:9)。ですから第12章の後、この章でそのようなしるしが必要であるのです。この福音書はしるしの書ですから、この章に記録されているものも、やはり霊的意義を持つしるしと考えられるべきです。足を洗うことは、単に物理的な意味ではなく、霊的な意味で取られるべきです。
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