御父の御名の中で守られるとは、彼の命によって守られることです。なぜなら、御父から生まれ、そして御父の命を持っている者たちだけが、父の御名にあずかることができるからです。御父が御子に与えた者たちに、御子は御父の命を与えられました(2節)。ですから彼らは、御父の御名の中で守られることによって、この御名を共に享受し、またその中で一です。この一の第一の面、すなわち、信者たちを建造する第一の面は、御父の御名の中にあり、彼の神聖な命による一です。一のこの面において、御父の命から生まれた信者たちは、御父の御名、すなわち父ご自身を、彼らの一の要因として享受します。
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