すなわち、永遠である神聖な命、神の非受造の命です。「永遠」とは、神聖な命の時間的要素よりも、その性質を示しています。クリスチャン生活で、特にクリスチャンの務めにおいて、信仰の良い戦いを戦うために、わたしたちは人の命に依り頼むことなく、この神聖な命を保持する必要があります。ですから、テモテへの第一の手紙、テモテへの第二の手紙、テトスへの手紙で、永遠の命が繰り返し強調されているのです(1:16.6:19.IIテモテ1:1,10.テトス1:2.3:7)。 テモテへの第一の手紙では、召会に関する神のエコノミーを遂行するために、テモテへの第二の手紙では、召会の衰退の潮流に立ち向かうために、テトスへの手紙では、召会の中で良い秩序を維持するために、この命が必要な条件です。
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