この節は、この区分の結論です。この区分は第2章28節(2:28)に始まり、前の区分で明らかにされたように(2:20―27)、神聖な油塗りの教えにしたがって主の中に住むことについてです。この区分は、主の中に住むことが、神聖な種としての(15,9節.2:29のノート7)、神の永遠の命による神の子供たちの生活であることを啓示し、その永遠の命は、彼らを生んだ神の義(2:29.3:7,10)と彼らを生んだ父の愛(10―11,14―23節)を行なうことで、成長します。そのような住むこととその基礎―神聖な種としての神聖な誕生と神聖な命―は奥義的であり、しかもその霊の中では実際です。
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