ここの「試練」は、疑いもなく大患難を示します(マタイ24:21)。大患難は第五のラッパ、第六のラッパ、第七のラッパの七つの鉢(8:13―9:21.11:14―15.15:1.16:1―21)によって示されているとおり、人の住む全地に臨もうとしています。その試練は、大患難の開始の第六の封印と、初めの四つのラッパの超自然的災害をも含んでいます。主は、回復の召会が主の忍耐の言葉を守り続けたので、試練の時から(試練からだけでなく、試練の「時」から)守ると約束されます。主のこの約束は、ルカによる福音書第21章36節(ルカ21:36)の彼の約束のように、主の忍耐の言葉を守る聖徒たちが、大患難の前に携え上げられることを示しており、主の忍耐の言葉を守らない者たちが、その試練の中に残されることを暗示しています。
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