ガラテヤ人への手紙 第 一 章
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筆者: 使徒パウロ(1:1)。
執筆年代: A.D.54年ごろ、パウロの二回目の務めの行程の期間、ガラテヤを通過してコリントに着いた後(使徒18:1, 11)。
執筆場所: コリント。パウロがそこに一年半滞在した時(使徒18:1-11)。
受取人: ガラテヤの諸召会。
主題:キリストが律法に置き換わり,宗教と伝統に相対する
1:15ところが、2母の胎内にある時からわたしを1選び分け、ご自身4恵みを通してわたしを3召してくださったが、
1:162御子を喜んでわたしの3中に1啓示し、5異邦人の間に、4御子を福音として宣べ伝えるようにされた時、直ちにわたしは7血肉と6相談もせず、
1:17また、わたしよりも前に使徒とされた人たちに会うためエルサレムにも上らず、1アラビヤに出て行き、そして再びダマスコに戻りました。
1:18それから三年の後、わたしはケパを1訪ねるためにエルサレムに上り、彼のもとに十五日間、滞在しました。
1:19しかしわたしは、の兄弟である1ヤコブのほか、他のどの使徒にも会いませんでした。
1:20今あなたがたに書いている事については、見よ、の御前に、わたしは偽ってはいません。
1:21それからわたしは、1シリヤとキリキヤの地方へ行きました。
1:22しかし、キリストにあるユダヤの諸召会には、わたしはまだ1顔を知られていませんでした。
1:23ただ彼らは、かつて自分たちを迫害していた者が、以前には撲滅しようとしたその2信仰を、今は福音として宣べ伝えている、と1聞いているだけでした。
1:24そして彼らはわたしのゆえに、に栄光を帰しました。
2:1それから1十四年の時がたって、わたしはバルナバと共に、テトスをも連れて、再びエルサレムに上りました。
2:2わたしは、1啓示によって上ったのです.そして、異邦人の間でわたしが告げ知らせている福音を彼らの前に示し、また名ある人たちには、個人的にそうしました.それはわたしが走っていること、また走ってきたことが、無駄にならないためでした。
2:3しかし、1わたしと一緒にいたテトスでさえ、ギリシャ人であったのに、2割礼を受けることを強制されませんでした.
2:4それは、こっそり入り込んだ1偽兄弟たちがいたからです.彼らは、キリスト・イエスの中でわたしたちが持っている2自由をねらって忍び込み、わたしたちを3奴隷の身分に引きずり込もうとしたのです。
2:5そのような彼らに、わたしたちはいっ時も譲歩せず、屈服しませんでした.それは、福音の1真理がいつまでもあなたがたにとどまるためでした。
2:6そして名ある人として評判のある人たちからは――彼らがどんな人であったにせよ、わたしにとっては何の違いもありません.は人の外見を見られません――名ある人たちは、わたしに何も付け加えることをしませんでした。
2:7それどころか、彼らは、ペテロが割礼の者への福音をゆだねられているように、わたしが無割礼の者への福音をゆだねられていることを見て
2:8(なぜなら、割礼の者への使徒職のためにペテロの内に働かれたは、異邦人のためにわたしの内にも働かれたからです)、
2:9また、わたしに与えられた恵みを知って、柱であるという評判のある1ヤコブとケパとヨハネとは、交わりの右手をわたしとバルナバに差し伸べてきました.それは、わたしたちが異邦人の所へ、彼らが割礼の者の所へ、行くことになるためでした。
2:10ただ、わたしたちが貧しい人たちを覚えるようにとのことでしたが、その事では、わたしもまた熱心に励んでいました。

B

キリストが律法に置き換わる――2:11-21
2:11ところが、ケパがアンテオケに来た時、彼に責められるべきことがあったので、わたしは彼に面と向かって抗議しました。
2:12なぜなら、1ヤコブの所からある人たちが来るまでは、彼は2異邦人とたびたび食を共にしていたのに、彼らが来ると、3割礼の者たちを恐れてしりごみし、離れて行ったからです。
2:13そしてその1他のユダヤ人も、彼と一緒になってこの2偽善を行ない、そのために3バルナバまでも、彼らの偽善に引きずり込まれてしまいました。

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