ペテロの第二の手紙 第 一 章
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筆者: イエス・キリストの奴隷また使徒であるペテロ(1:1)。
執筆年代: 第2章で述べられている召会の堕落の状態と、第3章15、16節でパウロの書を紹介していることからみて、本書が書かれたのは、パウロの殉教の後の、おそらくA.D.69年ごろであり、A.D.70年のエルサレムの陥落前であろう。それはまた、ペテロの殉教が間近に迫っていたころでもある(1:14)。
執筆場所: おそらく、召会歴史の中で言い伝えられている、ペテロの殉教の場所であるローマであろう。
受取人: 異邦人世界にまき散らされているユダヤ人信者(参照、1:1とフットノート3)。
主題:神聖な備えと神聖な統治

2

命の成長と発展によって豊かに永遠の王国へと入る――5-11節
1:5まさにこのゆえに、勤勉の1限りを尽くして、あなたがたの3信仰に4美徳をあふれるばかりに2供給し、美徳に5知識を、
1:6知識に1自制を、自制に2忍耐を、忍耐に3敬虔を、
1:7敬虔に1兄弟愛を、兄弟愛に2愛を供給しなさい。
1:8なぜなら、あなたがたの中に2存在し、また3あふれている1これらの事柄は、あなたがたを5怠惰で6実を結ばない者に4構成するのではなく、わたしたちの主イエス・キリストを知る全き8知識へと7至らせるからです。
1:91これらの事柄を備えていない者は、盲目であり、2近視眼であって、自分の過去の4罪が清められたことを、3忘れてしまっています。
1:101こういうわけで、兄弟たちよ、一層励んで、あなたがたの召しと選びを2堅固なものとしなさい。3これらの事柄を行なうなら、あなたがたは決してつまずくことがありません。
1:11このようにして、あなたがたは豊かに、あふれるばかりに2供給されて、わたしたちのまた救い主イエス・キリスト1永遠の王国へと入るのです。

B

神聖な真理の輝き――12-21節

1

使徒たちが証しをした栄光によって――12-18節
1:12こういうわけで、あなたがたはこれらの事柄を知っており、また1現にある真理の中に確立されているのですが、わたしは常にこれらの事柄を、あなたがたに思い起こさせようとしているのです。
1:13わたしはこの1幕屋にいる限り、あなたがたに思い起こさせることによって奮い立たせるのは、正しいことだと思っています。
1:14わたしは、自分の幕屋を1脱ぎ去る時が迫っていることを知っています。それは、2わたしたちの主イエス・キリストも、わたしに明らかにされたとおりです。
1:15さらに、わたしが1去った後、あなたがたが常にこれらの事柄を思い出すことができるように、わたしも努め励んでいます。
1:16わたしたちは、わたしたちの主イエスキリストの力と3来臨をあなたがたに知らせた時、巧妙にでっち上げられた2作り話に1従ったのではありません。わたしたちは、あの5威光の4目撃者となったのです。
1:17なぜなら、なるから誉れと栄光を受けられた時、2厳かな栄光によって、次のような声が1発せられたからです。「これはわたしわたしの愛するわたしを喜ぶ」。
1:18わたしたちは聖なる山にと共にいた時、天から発せられたこの声を聞いたのです。

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