
ヨハネの第一の手紙第一章
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筆者：	本書の文体と語調がヨハネによる福音書に類似していることからみて、ヨハネによる福音書の筆者ヨハネである。
執筆年代：	召会歴史と本書の内容によれば、ヨハネが追放されていたパトモス島から戻った後であり、おそらくA.D.90年から95年ごろであろう。
執筆場所：	エペソ。召会歴史によれば、ヨハネは晩年エペソで務めをしていた。
受取人：	神の御子の中へと信じて、神の永遠の命を持っている一般の信者（5:11-13）。
主題：神聖な命の交わり

1:8	もし、自分には¹罪がないと言うなら、それは²自分を欺いているのであって、³真理はわたしたちの中にありません。
1:9	もし、わたしたちが自分の¹罪を告白するなら、神は²信実で義であられるので、わたしたちの³罪を赦し、すべての⁵不義からわたしたちを⁴清めてくださいます。
1:10	もし、わたしたちが¹罪を犯したことがないと言うなら、神を偽り者とするのであって、彼の²言はわたしたちの中にありません。
2:1	わたしの¹小さい子供たちよ、わたしが²これらの事を書き送るのは、あなたがたが³罪を犯すことがないためです。もしだれかが⁴罪を犯すなら、わたしたちには⁷御父⁶と共にある⁵弁護者、⁸義人イエス・キリストがあります．
2:2	彼はわたしたちの²罪のための¹なだめの供え物です．しかも、わたしたちの罪のためだけではなく、また³全世界の人々のためでもあります。

2

神と兄弟たちを愛する――2:3-11

2:3	¹もし、わたしたちが彼の⁴戒めを守っているなら、そのことによって、わたしたちは彼を³知っていることが²わかるのです。
2:4	「わたしは彼を知っている」と言いながら、彼の戒めを守らない者は、¹偽り者であって、²真理はその人の内にありません．
2:5	しかし、だれでも彼の¹言を守っているなら、その人の内で、真に神の²愛が³全うされているのです。それによって、わたしたちは、⁴彼の中にいることを知ります。
2:6	彼の中に¹住んでいると言う者は、²彼が歩かれたように、自らも歩くべきです。
2:7	愛する者たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは新しい戒めではなく、あなたがたが²初めから持っていた¹古い戒めです．その古い戒めとは、あなたがたが聞いた言です。
2:8	しかし、わたしはあなたがたに¹新しい戒めとして書いているのです．²そのことは、彼にもあなたがたにも真実です．なぜなら、³暗やみは過ぎ去りつつあり、真の光がすでに輝いているからです。
2:9	¹光の中にあると言いながら、自分の兄弟を憎んでいる者は、今もなお暗やみの中にいるのです。
2:10	自分の兄弟を愛している者は、²光の中に¹住んでいます．そして彼の中にはつまずかせるものがありません．
2:11	しかし、自分の兄弟を¹憎む者は、暗やみの中にいるのであって、暗やみの中を歩き、どこへ²行くのかを知りません．それは、暗やみが彼の目を³見えなくしたからです。

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