ルカによる福音書 第 十 章
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4

最高の道徳を持つ良きサマリヤ人としてご自身を描き出す――10:25-37
10:25すると見よ、ある律法学者が立ち上がり、イエス1試みて言った、「先生3永遠の命を受け継ぐためには、2何をすればよいでしょうか?」
10:26イエスは彼に言われた、「律法に何と書いてあるか? あなたはそれをどう読むか?」
10:27彼は答えて言った、「1心を尽くし、魂2を尽くし、力2を尽くし、思い2を尽くして、あなたのであるを愛し、自分自身のように、あなたの隣人を愛しなさい」。
10:28イエスは彼に言われた、「あなたは正しく答えた.それを行ないなさい.そうすれば命を得る」。
10:29しかし彼は、1自分の義を立てたくて、イエスに言った、「それでは、わたしの隣人とはだれでしょう?」
10:30イエスはこの質問を取り上げて言われた、「1ある人が、3エルサレムから3エリコへ2下って行った.すると、彼は4強盗どもの手に陥った.彼らは彼の5衣服をはぎ取り、彼を6打ちたたいて、7半殺しにしたまま立ち去った。
10:31たまたま、ある1祭司がその道を下って来たが、彼を見ると向こう側を通って行った。
10:32同じようにある1レビ人も、その場所に来たが、彼を見ると向こう側を通って行った。
10:33ところが、旅をしていたある1サマリヤ人が、彼の所に来た.そして彼を見ると、深くあわれみ、
10:34近づいて来て、1その傷に油とぶどう酒を注いで包帯をした。そして自分の家畜に乗せて、宿屋に運び、彼の世話をした。
10:35翌日、彼は1デナリ二つを取り出し、宿屋の主人に渡して言った、『彼の世話をしてください.どんなに余計にかかっても、わたしが戻った時に払います』。
10:36これら三人のうち、だれが強盗の手に陥った者の1隣人になったと思うか?」
10:37彼は言った、「1彼にあわれみを示した者です」。イエスは彼に言われた、「行って、あなたも同じようにしなさい」。

5

マルタによって迎えられる――10:38-42
10:38さて一行が進んで行った時、イエスはある1村に入られた.すると2マルタという女が、を家に迎え入れた。
10:39彼女には1マリヤという妹がいたが、マリヤはの足もとに座って、の言に聞き入っていた。
10:40ところがマルタは、あれこれともてなしすることで1取り乱していた.彼女は近づいて来て言った、「よ、わたしの妹がわたし一人にもてなしをさせているのに、何とも思われないのですか? わたしの手伝いをするよう、妹におっしゃってください」。
10:41は彼女に答えて言われた、「マルタよ、マルタよ、あなたは多くの事で思い煩い、心配している.
10:42しかし、無くてならないものは、ただ一つである.マリヤはその1良い分を選んだのだ.それを、彼女から取り上げてはならない」。

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