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ヨハネによる福音書
第 七 章

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6

渇いている人の必要――命が渇きをいやす――7:1-52

a

宗教の迫害下の命――1-36節

(1)

宗教の陰謀と宗教の祭り――1-2節
7:1これらの事の後、イエスはガリラヤを歩かれた.それは、ユダヤ人が1殺そうとしていたので、ユダヤを歩くことを望まれなかったからである。
7:2時に、ユダヤ人の1仮庵の祭りが近づいていた。

(2)

命が人の不信仰に遭う――3-5節
7:3イエスの弟たちはに言った、「ここを去ってユダヤへ行きなさい.あなたの弟子たちも、あなたの行なっているわざを見るためです.
7:4自分が公に知られることを求めて、事をひそかに行なう者はいません。もし、あなたがこれらの事を行なうのでしたら、自分を世に現しなさい」。
7:5の弟たちも、の中へと信じていなかったのである。

(3)

命が時間の中で制限を受ける――6-9節
7:6イエスは彼らに言われた、「わたし1時はまだ来ていない.しかし、あなたがたの時はいつも備わっている。
7:7世はあなたがたを憎むことはできないが、わたしを憎む.なぜなら、わたしが世について、その行ないが悪いことを証しするからである。
7:8あなたがたは祭りに上って行きなさい.わたしはこの祭りに上って行かない.わたしの時はまだ満ちていないからである」。
7:9イエスはこれらの事を彼らに言って、ガリラヤにとどまっておられた。

(4)

命が神の栄光を求める――10-24節
7:10しかし、の弟たちが祭りに上って行った時、彼ご自身も、1公にではなく、ひそかに行かれた。
7:11祭りの時、ユダヤ人はイエスを捜して、「あの人はどこにいるのか?」と言った。
7:12群衆の間では、について多くささやかれていた.ある者は「は良い人だ」と言い、他の者は「違う、は群衆を惑わしているのだ」と言った。
7:13しかし、ユダヤ人を恐れて、だれものことを公然と語らなかった。
7:14祭りの最中に、イエスは宮へ上って行き、教え始められた。
7:15ユダヤ人は驚いて、「この人は1学んだこともないのに、どうして文字を知っているのだろう?」と言った。
7:16イエスは答えて言われた、「わたしの教えはわたしのものではなく、わたしを遣わされたのものである。
7:17だれでものみこころを行なおうとするなら、その教えについて、それがからのものか、それともわたし自分から語っているのかを知るであろう。
7:18自分から語る者は、自分の栄光を求める.しかし、遣わされたの栄光を求めるは、真実であり、の中に不義はない。
7:19モーセはあなたがたに律法を与えたではないか? ところが、あなたがたはだれも律法を守らない。なぜあなたがたは、わたしを殺そうとするのか?」
7:20群衆は答えた、「あなたは悪鬼にとりつかれている! だれがあなたを殺そうとしているのか?」
7:21イエスは答えて言われた、「わたしが一つのわざを行なったので、あなたがたはみな驚いている。
7:22モーセはあなたがたに割礼を伝えたというので(それはモーセから始まったのではなく、父祖たちから始まったのであるが)、あなたがたは安息日にも人に割礼をしている。
7:23モーセの律法が破られないようにと、人が安息日に割礼を受けるなら、わたしが安息日に人の全身を良くしたからといって、あなたがたはわたしに対して怒るのか?
7:241上辺で裁かないで、義しい裁きをしなさい」。

(5)

命の源と始まり――父なる神――25-36節
7:25エルサレムのある人々が言った、「この人は、彼らが殺そうとしている者ではないのか?
7:26見よ、が公然と語っているのに、彼らはに何も言わない。あるいは支配者たちは、この人はキリストであると、本当に認めたのだろうか?
7:27わたしたちは、この人がどこから来たのかを知っている.しかし、キリストが来られる時、がどこから来るのか、だれも知らない」。
7:28その時、イエスは宮の中で叫び、教えて言われた、「あなたがたはわたし1知っており、わたしがどこから来たのかも1知っている.わたし自分から来たのではない.しかし、わたしを遣わされたは真実である.あなたがたはその1知らない。
7:29わたしはそのを知っている.わたし1から来ており、わたし2遣わされたからである」。
7:30そこで、彼らはイエスを捕らえようとしたが、だれもに手をかけなかった.の時がまだ来ていなかったからである。
7:31しかし、群衆の多くはの中へと信じて言った、「キリストが来られても、この人が行なったよりも多くのしるしを行なわれるだろうか?」
7:32パリサイ人は、群衆がについて、これらの事をささやいているのを聞いた.祭司長たちとパリサイ人は、下役たちを遣わして、を捕らえようとした。
7:33そこで、イエスは言われた、「わたしはまだしばらく、あなたがたと共にいる.その後わたしわたしを遣わされたに行く。
7:34あなたがたはわたしを捜し求めるが、見いださないであろう.わたしのいる所に、あなたがたは来ることができない」。
7:35ユダヤ人は互いに言った、「わたしたちがを見いださないとは、どこへ行こうとするのだろうか? はギリシャ人の間に散らされたユダヤ人の所へ行って、ギリシャ人を教えようとするのだろうか?
7:36『あなたがたはわたしを捜し求めるが、見いださないであろう.わたしのいる所に、あなたがたは来ることができない』とが言ったこの言は何だろう?」

b

命が渇いている人たちに向かって叫ぶ――37-39節
7:37祭りの1終わりの大いなる日に、イエスは立って叫んで言われた、「だれでも渇く者は、わたしに来て飲むがよい。
7:38わたしの中へと信じる者は、聖書が言っているように、その人の最も内なる所から、2生ける水の川々が1流れ出る」。
7:39イエスはこれを、の中へと信じる者たちが受けようとしているその霊について言われたのである.イエスはまだ栄光を受けておられなかったので、1そのはまだなかったからである。

c

命が現れることによって引き起こされた分裂――40-52節
7:40群衆のうちのある者は、この言を聞いて、「この人は、まことにあの預言者だ」と言った。
7:41他の者は「この人はキリストだ」と言った。しかし、ある者は言った、「それでは、キリスト1ガリラヤから出て来るのか?
7:42聖書は、キリストはダビデの子孫から、ダビデのいた村ベツレヘムから出て来ると、言っているではないか?」
7:43こうしてイエスのゆえに、群衆の間で分裂が起こった。
7:44彼らのうちのある者は、を捕らえようとしたが、だれもに手をかけなかった。
7:45下役たちは、祭司長たちとパリサイ人の所に来た.すると、彼らは下役たちに言った、「なぜおまえたちは、を引いて来なかったのか?」
7:46下役たちは答えた、「この人が語るように語った人は、いまだかつてありません」。
7:47そこで、パリサイ人は彼らに答えた、「おまえたちも欺かれたのか?
7:48支配者たちやパリサイ人のうちに、一人でもの中へと信じた者がいるか?
7:49しかし、律法を知らないこの群衆は、のろわれている」。
7:50彼らのうちの一人で、前にイエスの所に来たことのあるニコデモが、彼らに言った、
7:51「わたしたちの律法は、まず本人から聞くこともなく、彼が行なっていることを知ってもいないのに、人を1罪に定めるだろうか?」
7:52彼らはニコデモに答えて言った、「あなたもガリラヤから出たのか? 調べてみなさい.ガリラヤからは、一人の預言者も起こらないことがわかる」。

7

罪の束縛の下にある人の必要――命が解放する――7:53-8:59

a

罪のない者はだれであるか?――7:53-8:9
7:531こうして、人々はみな自分の家へ帰って行った。

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