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使徒行伝
第 十五 章

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割礼についてのもめごと――15:1-34

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エルサレムで開かれた使徒たちと長老たちの集会――1-21節
15:1さて、ある人たちがユダヤから1やって来て、兄弟たちに、「2,4モーセの慣例にしたがって3割礼されなければ、あなたがたは救われない」と教え始めた。
15:2そしてパウロやバルナバと、彼らとの間に、少なからぬ1論争と討論が生じた.そこで兄弟たちは、パウロとバルナバとその他の何人かの者たちとが、この問題について、2エルサレムの使徒たちと長老たちのもとに上って行くように決めた。
15:3そこで、彼らは1召会によって送り出されて、ピニケとサマリヤの両方を通過しながら、異邦人が立ち返ったことを詳細に告げた.そして、すべての兄弟たちを大いに喜ばせた。
15:4彼らはエルサレムに着いた時、召会と使徒たちと長老たちとに迎えられた.そして、が彼らと共に行なわれた事を報告した。
15:5しかし、1パリサイ派から信者になった人たちが立ち上がって、「彼らに必ず2割礼を行ない、3モーセの律法を守るように命じなければならない」と言った。
15:6そこで、使徒たちと長老たちは共に1集められて、この問題について審議した。
15:7多くの討論があった後、ペテロが立ち上がって彼らに言った、「1みなさん、兄弟たち、2初めのころ、あなたがたの間からわたしを選び、わたしの口を通して、異邦人が福音の言を聞いて信じるようにされたことを、あなたがたは知っています。
15:8そして、心を知られるは、わたしたちと同じように彼らに聖霊を与えて、彼らのために証しされました.
15:9または、信仰によって彼らの1心を清め、わたしたちと彼らとの間に少しの分け隔てもされませんでした。
15:10それなのに、なぜあなたがたは、わたしたちの父祖もわたしたちも負うことのできなかった1くびきを、弟子たちの首にかけて、今、を試みるのですか?
15:11しかし、主イエス1恵みを通してわたしたちは救われ、彼らも同じであると、わたしたちは信じています」。
15:12すると、大勢の者は静かになった.そしてバルナバとパウロが、自分たちを通してが異邦人の間で行なわれたすべてのしるしと不思議について、語るのに聞き入った。
15:13そして、彼らが1語り終えると、ヤコブが答えて言った、「2みなさん、兄弟たち、わたしの言う事を聞いてください。
15:141シメオンは、まずが、いかに異邦人を訪れて、の御名のために一つの民を彼らから選び出されたかを語りました。
15:15預言者たちの言もこれと一致しています.すなわち、こう記されています.
15:16『これらの事の後、わたしは戻って来て、倒れた1ダビデの幕屋を再建する.またわたしはその廃虚を再建し、それを再び建てる.
15:17それは、残りの人々や、1わたしの名で呼ばれているすべての異邦人も、を求めるようになるためである.
15:181昔から知られていたこれらの事を知らせておられるが、こう言われる』。
15:19こういうわけで、わたしはこう判断します.わたしたちはに立ち返る異邦人をわずらわせてはなりません.
15:20ただ彼らに、偶像による汚れた物と、淫行と、締め殺されたものと、血とを避けるように書き送りましょう。
15:21なぜなら古い時代から、1モーセの書があらゆる町で安息日ごとに読まれていて、2会堂には彼を告げ知らせる人たちがいるからです」。

b

その解決――22-34節
15:22その時、使徒たちと長老たちは全召会と共に、それが良いと思ったので、彼らの間から人々を選び、パウロとバルナバと一緒にアンテオケに送った.それはバルサバと呼ばれるユダとシラスであって、兄弟たちの間の指導的な人たちである.
15:23彼らの手によって、次のとおり書き送った.「使徒たちと長老の兄弟たちが、アンテオケとシリヤとキリキヤ全域の異邦人の兄弟たちにあいさつします。
15:24わたしたちの間から行ったある人たちが、わたしたちから何の指示も受けていないのに、いろいろな言であなたがたを悩まし、あなたがたの魂を動揺させたと聞きましたので、
15:25わたしたちは一つ心となって人々を選び、わたしたちの愛するバルナバとパウロと共に、あなたがたに送るのが良いと思われました.
15:26彼らは、わたしたちの主イエス・キリストの御名のために、2命を1投げ出した人たちです。
15:27こういうわけで、わたしたちはユダとシラスを送りました.彼ら自身が同じ事を口頭で報告するでしょう。
15:28なぜなら、聖霊とわたしたちには、次の必要事項のほか、いかなる重荷もあなたがたに負わせないのが良いと思われたからです.
15:29すなわち、偶像に供えられた物と、血と、絞め殺された物と、淫行とを避けることです.もしあなたがたが注意深くそれらから身を守るなら、それで結構です。あなたがたが1健やかでありますように」。
15:30そこで彼らは去って、アンテオケに下って行った.そして会衆を集めて、その手紙を渡した。
15:31人々はそれを読んで、その励ましに喜んだ。
15:32ユダとシラスは、彼ら自身が1預言者であったので、兄弟たちを多くの言で励まし、また確立した。
15:33彼らは、そこでしばらくの時を過ごした後、兄弟たちから平安のうちに、彼らを遣わした人たちのもとへ送り出された。
15:341ただし、シラスはそこにとどまるのが良いと思われた。

5

バルナバの問題――15:35-39
15:35そして、パウロとバルナバはアンテオケにとどまって、他の多くの人たちと共に、の言を教え、福音として宣べ伝えた。
15:36さて、何日かの後、パウロはバルナバに言った、「さあ、わたしたちがの言を宣べ伝えたすべての町々に戻って、兄弟たちを訪問し、彼らがどのようにしているかを見ようではありませんか」。
15:37そこでバルナバは、マルコと呼ばれるヨハネも、一緒に連れて行くつもりであった.
15:38しかしパウロは、パンフリヤで一行から身を引いて、働きに同行しなかった者を、一緒に連れて行くことはよくないと考えた。
15:39こうして、1激しい論争が起こり、彼らは互いに別れてしまった.そしてバルナバはマルコを連れて、クプロに船で渡って行った。

6

第二回目の旅行――15:40-18:22

a

シリヤとキリキヤへ――15:40-41
15:40しかし、パウロはシラスを選び、兄弟たちによっての恵みにゆだねられて1出発した。
15:41そして、彼はシリヤとキリキヤを通過し、諸召会を確立した。

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