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マルコによる福音書 第 九 章 <戻る 進む>


21

へりくだりについて教える――9:33-37
9:33それから一行はカペナウムに来た。イエスは家の中で、彼らに尋ねられた、「あなたがたは途中で何を論じ合っていたのか?」
9:34彼らは黙っていた.彼らは途中で、だれが一番偉いのかと議論し合っていたからである。
9:35イエスは座って、十二人を呼んで言われた、「だれでも第一になりたいなら、すべての人の後になり、すべての人のしもべとなりなさい」。
9:36それからは小さい子供を連れて来て、彼らの真ん中に置き、1その子をご自分の腕に抱いて、彼らに言われた、
9:37「だれでも1わたしの名のゆえに、このような小さい子供の一人を受け入れる者は、2わたしを受け入れるのである.そしてわたしを受け入れる者は、わたしではなく、わたしを遣わされたを受け入れるのである」。

22

一致のための寛容について教える――9:38-50
9:38ヨハネがイエスに言った、「先生あなたの名の中で悪鬼を追い出している者を見ましたが、わたしたちについて来ないので、1禁じました」。
9:39しかし、イエスは言われた、「1禁じてはいけない.わたしの名の中で力あるわざを行なったすぐ後で、わたしを悪く言うことのできる者はいないからである。
9:401わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方である。
9:41だれでも、あなたがたが2キリストのものであると名乗っているゆえに、1あなたがたに水一杯を飲ませてくれる者は、まことに、わたしはあなたがたに言うが、決して自分の3褒賞を失うことはない。
9:42だれでも、わたしの中へと信じる1これらの小さい者の一人をつまずかせる者は、2大きな石うすを首にくくられて、海の中に投げ込まれるほうがましである。
9:43もし、あなたの1片手があなたをつまずかせるなら、それを2切り捨てなさい.両手を持ったまま4ゲヘナに、5消えない火の中に行くよりは、片手で3命に入るほうがよい。
9:441ノート441を参照
9:45もし、あなたの片足があなたをつまずかせるなら、それを切り捨てなさい.両足を持ったままゲヘナに1投げ込まれるよりは、片足で命に入るほうがよい。
9:461ノート461を参照
9:47もし、あなたの片目があなたをつまずかせるなら、それを捨てなさい.両目を持ったままゲヘナに投げ込まれるよりは、片目で1の王国に入るほうがよい.
9:48そこでは、1うじは死なず、火は消えない。
9:49なぜなら、人はみな2火で1塩味をつけられ3なければならないからである。
9:501塩は良いものである.しかし、もし塩が2塩味を失ったなら、何によって塩味を取り戻すのだろうか? 自分自身の内に塩を持ちなさい.そして互いに平和でありなさい」。

23

ユダヤに行く――10:1
10:1イエスはそこから立ち上がって、1ユダヤの地方とヨルダンの向こうに行かれた.再び群衆がの所に集まって来たので、はまたいつものように、彼らを2教えられた。

24

離婚はいけないと教える――10:2-12
10:21すると、何人かの2パリサイ人がイエスの所に来て、人は妻を3離縁してもよいかと質問し、を試みようとした。
10:3イエスは答えて言われた、「モーセはあなたがたに何と命じたか?」
10:4彼らは言った、「モーセは、離縁状を書いて妻を離縁することを許しました」。
10:5イエスは彼らに言われた、「彼は、あなたがたの心がかたくななので、この戒めをあなたがたのために書いたのである。
10:6しかし、創造の初めから、は人を男と女に造られた。
10:7このゆえに、人はその父母を離れて、1その妻に結び合わされる.
10:8こうして二人は1一体となる。それだから、彼らはもはや二人ではなく、1一体である。
10:9こういうわけで、がくびきを共にさせたものを、人は引き離してはならない」。
10:10家に入ってから、弟子たちはこのことについて、再びに尋ねた。
10:11イエスは言われた、「だれでも自分の妻を離縁して、他の者をめとる者は、彼女に対して姦淫を犯すのである。
10:12またもし彼女が、自分の夫を離縁して、他の者に嫁ぐなら、姦淫を犯すのである」。

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