ヘブル人への手紙 第 九 章
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さらに大いなる、さらに完全な幕屋を伴う、さらにまさったいけにえと、さらにまさった血――9:1―10:18
9:1さて、第一の契約にも、礼拝の規定と、この世に属する1聖なる幕屋がありました。
9:2すなわち、第一の幕屋が備えられ、その中には、燭台と机とパンとが置かれ、それは聖所と呼ばれています.
9:3また第二の幕の後ろにある幕屋は、至聖所と呼ばれています.
9:4そこには1金の2香壇と、全面、金で覆われた契約の箱があって、その中には、マナが入っている3金のつぼと、芽を出したアロンの杖と、契約の板とがありました.
9:5その箱の上では、栄光のケルビムが1なだめの場所を覆っていました.それについては、今詳しく語る時間がありません。
9:6さて、これらの物がこのように備えられ、祭司たちはいつも第一の幕屋へ入って、礼拝を成し遂げていました.
9:7しかし、第二の幕屋へは、大祭司だけが一年に一度入りますが、自分自身のためと、民が1知らずに犯した罪のためにささげる血を携えないで、入って行ったのではありません.
9:8聖霊これによって、第一の幕屋がまだ存続している間は、1聖所への道がまだ現されていないことを見せています.
9:9それは現在の時に対する1比喩です。この幕屋にしたがって、2供え物といけにえの両方がささげられるのですが、それらは良心について言えば、礼拝する者を完成することができません.
9:10それらは、ただ食物や飲み物やさまざまな1洗いごとから成っており2改革の時まで課せられている肉の規定にすぎません。
9:11しかし、キリストが来て、1すでに臨んでいるすばらしい事柄の大祭司となられ、手で造られたのではない、すなわち、この創造に属するものではない、さらに大いなる、さらに完全な幕屋を通して、
9:12やぎや子牛の血を通してではなく、ご自身の血を通して、一度限り聖所へと入り、2永遠の贖いを1獲得されたのです。
9:13というのは、もしやぎと雄牛の血、また雌牛の灰が、1汚れた者たちに振りかけられて、彼らを聖別し、肉をきよめるとしたら、
9:14まして、キリスト2永遠の霊を通して、傷のないご自身にささげられた1その血は、なおさら3わたしたちの良心をきよめて、4死んだわざから離れさせ、5生けるに仕えるようにさせないでしょうか?

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