筆者: |
本書の文体と語調がヨハネによる福音書に類似していることからみて、ヨハネによる福音書の筆者ヨハネである。 |
執筆年代: |
召会歴史と本書の内容によれば、ヨハネが追放されていたパトモス島から戻った後であり、おそらくA.D.90年から95年ごろであろう。 |
執筆場所: |
エペソ。召会歴史によれば、ヨハネは晩年エペソで務めをしていた。 |
受取人: |
神の御子の中へと信じて、神の永遠の命を持っている一般の信者(5:11-13)。 |
主題:神聖な命の交わり |
I |
神聖な命の交わり――1:1-2:11 |
|
A |
神聖な命の現れ――1:1-2 |
1:1 | 2初めから存在した1もの、わたしたちが聞いたもの、わたしたちの目で見たもの、わたしたちが3見つめ、またわたしたちの4手で触ったもの、すなわち6命の5言について |
1:2 | (この1命が2現れました.わたしたちは3この永遠の命を見たので、あなたがたに証しをし、また伝えています.この永遠の命は5御父4と共にいましたが、わたしたちに6現れたのです). |
|
|
|
B |
神聖な交わり――1:3-4 |
1:3 | わたしたちが1見たもの、聞いたものを、2あなたがたにも伝えます.それは、2あなたがたもわたしたちと3交わりを持つためです.わたしたちの交わりとは、4御父との、また御子イエス・キリストとの交わりのことです。 |
1:4 | これらの事をわたしたちが書き送るのは、1わたしたちの2喜びが満ちるためです。 |
|
|
|
C |
神聖な交わりの条件――1:5-2:11 |
| |
1 |
罪を告白する――1:5-2:2 |
1:5 | 1さて、わたしたちが彼から聞いて、あなたがたに伝える知らせはこれです.すなわち、2神は3光であって、神には少しの4暗やみもありません。 |
1:6 | もし、わたしたちが2神と1交わりを持っていると言いながら、暗やみの中を3歩いているなら、わたしたちは4偽っているのであって、6真理を5行なってはいません. |
1:7 | しかし、神が1光の中におられるように、わたしたちが光の中を歩くなら、わたしたちは2互いに交わりを持ち、4御子イエスの3血が、すべての6罪からわたしたちを5清めます。 |
1:8 | もし、自分には1罪がないと言うなら、それは2自分を欺いているのであって、3真理はわたしたちの中にありません。 |
1:9 | もし、わたしたちが自分の1罪を告白するなら、神は2信実で義であられるので、わたしたちの3罪を赦し、すべての5不義からわたしたちを4清めてくださいます。 |
1:10 | もし、わたしたちが1罪を犯したことがないと言うなら、神を偽り者とするのであって、彼の2言はわたしたちの中にありません。 |
|
|
【モバイル版】オンライン聖書―回復訳-ヨハネの第一の手紙