聖書セミナー2024年11月16日(土)開催
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ヨハネによる福音書 第 十六 章

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16:1これらの事をあなたがたに語ったのは、あなたがたがつまずかないためである。
16:2人々はあなたがたを会堂から追い出すであろう.あなたがたを1殺す者がみな、自分はに仕えていると思う時が来る。
16:3彼らがこれらの事を行なうのは、をもわたしをも知らないからである。
16:4しかし、わたしがこれらの事をあなたがたに語ったのは、彼らの時が来れば、わたしがあなたがたに話したことを、あなたがたが思い出すためである。これらの事を初めからあなたがたに言わなかったのは、わたしがあなたがたと共にいたからである。

3

その霊の働きは、神性と人性との混ざり合いにおいて完成する――16:5-33

a

御子が行くのは、その霊が来るためである――5-7節
16:5わたしは、わたしを遣わされたに行こうとしている.しかし、あなたがたのうちだれも、『どこに行かれるのですか?』と、わたしに尋ねる者はいない。
16:6むしろ、わたしがこれらの事をあなたがたに語ったので、あなたがたの心は悲しみで満ちている。
16:7しかし、わたしはあなたがたに真理を語る.わたしが去って行くことは、あなたがたには益である.なぜなら、わたしが去って行かなければ、慰め主はあなたがたに来ないからである.わたし1行くなら、をあなたがたに遣わそう。

b

その霊の働き――8-15節

(1)

世の人に自らを責めさせる――8-11節
16:8が来ると、2罪について、2義について、2裁きについて、世の人1自らを責めさせるであろう.
16:9罪についてとは、彼らがわたしの中へと信じないからである.
16:10義についてとは、わたしに行き、あなたがたがもはやわたしを見なくなるからである.
16:11裁きについてとは、この世の支配者が裁かれたからである。

(2)

御父の満ちあふれたものを伴う御子を信者たちに啓示して、御子の栄光を現す――12-15節

(3)

御父と御子の持っているすべてを信者たちに伝達する――13節
16:12わたしには、あなたがたに言うべき事がまだ多くあるが、あなたがたは今、それに耐えることができない。
16:13しかし、すなわち実際のが来る時、あなたがたをすべての1実際へと導く.なぜなら、自分から語るのではなく、が聞くことを語り、来たるべき事をあなたがたに1明らかにするからである。
16:14わたしの栄光を現す.それは、わたしのものから受けて、それをあなたがたに明らかにするからである。
16:15が持っておられるものはすべて、わたしのものである.こういうわけでわたしのものから受けて、それをあなたがたに明らかにすると、わたしは言ったのである。

c

御子は復活の中で新生の子として生まれる――16-24節
16:16しばらくすると、あなたがたはもはやわたしを見なくなる.またしばらくすると、わたしを見る」。
16:17弟子たちのある者は互いに言った、「『しばらくすると、あなたがたはわたしを見なくなる.またしばらくすると、わたしを見る』とか、『わたしに行くからである』と言われるのは、どういうことだろう?」
16:18そこで、彼らは言った、「が『しばらく』と言われるのは、どういうことだろう? が何のことを言っておられるのか、わたしたちにはわからない」。
16:19イエスは彼らが尋ねたがっているのを知って、彼らに言われた、「『しばらくすると、あなたがたはわたしを見なくなる.またしばらくすると、わたしを見る』とわたしが言ったことについて、互いに話し合っているのか?
16:20まことに、まことに、わたしはあなたがたに言う.あなたがたは泣いて、嘆き悲しむが、世は喜ぶであろう.あなたがたは悲しむが、あなたがたの悲しみは、喜びに変わるであろう。
16:21女は子供を産む時、自分の時が来たので悲しむ.しかし、2子供を1産むと、一人の人が世に生まれた喜びのゆえに、もはやその苦しみを覚えていない。
16:22あなたがたにも、今は悲しみがある.しかし、わたしは再びあなたがたに1会う.その時、あなたがたの心は歓喜する.そしてあなたがたの喜びを、あなたがたから奪い去る者はいない。
16:23その日には、あなたがたはわたしに何も尋ねないであろう。まことに、まことに、わたしはあなたがたに言う.1あなたがたがわたしの名の中でに求めるものは何であれ、はあなたがたに与えてくださる。
16:24今までは、あなたがたはわたしの名の中で何も1求めなかった.求めなさい.そうすれば、あなたがたは受ける.それは、あなたがたの喜びが満ちあふれるためである。

d

信者たちは迫害を受けても、御子の中で平安を持つ――25-33節
16:25これらの事を、わたしはあなたがたに、たとえで語ってきた.もはやたとえで語るのではなく、はっきりとについて知らせる時が来ようとしている。
16:26その日には、あなたがたはわたしの名の中で求めるであろう.それで、わたしはあなたがたのことをに願おうとは言わない.
16:27なぜなら、あなたがたがわたしを愛し、わたし1から出て来たことを信じたので、父ご自身が、あなたがたを愛されるからである。
16:28わたし1から出て、世に来た.わたしは再び、世を離れてに行こうとしている」。
16:29弟子たちは言った、「ご覧ください.今あなたははっきりと語っておられ、たとえでは何も話しておられません。
16:30今やわたしたちは、あなたがすべての事をご存じであり、だれもあなたに尋ねる必要のないことを知っています.これによって、わたしたちは、あなた1から出て来られたことを信じます」。
16:31イエスは彼らに答えられた、「あなたがたは今、信じるのか?
16:32見よ、あなたがたがそれぞれ自分の所へ散らされて、わたしを独り残す時が来ようとしており、そしてすでに来ている.しかし、わたしは独りではない.わたし1共におられるからである。
16:33わたしがこれらの事をあなたがたに語ったのは、あなたがたがわたしの中で、平安を持つためである。世にあって、あなたがたには苦難がある.しかし、勇気を出しなさい.わたしはすでに世に打ち勝っている」。

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