出典 |
フットノート |
ルカ 1:77 注1 |
原文は、複数。 |
ルカ 1:78 注1 |
救い主イエスは、暗い時代には夜明けの太陽です。彼の到来は旧約の夜を終わらせ、新約の夜明けとなりました。エリサベツの祝福での実として(42節とノート2)、彼はわたしたちの命です(ヨハネ14:6)。ザカリヤの預言での太陽として、彼はわたしたちの光です(ヨハネ9:5.マタイ4:16)。そのような方として、神の民が救いを得るために、彼は神の贖いを成就する者であり、神の贖いの中心です。 |
ルカ 1:80 注1 |
先駆者の母と父はいずれも、聖霊で満たされました(41,67節)。彼らの子供は容易に成長し、霊において強くなり、その結果、荒野で生活しました。彼が成長し、霊において強くなることは、彼が神と共にあり、神のためにあったことを意味します。また荒野で生活することは、人の文化と宗教から離れることであり、それは、神が自由で純粋な道を持ち、救い主の先駆者として彼を用いるためでした。 |
ルカ 2:1 注1 |
文字どおりには、すべての人の住む地。 |
ルカ 2:2 注1 |
箴言第21章1節(箴21:1)に述べられているように、これは神の主権です。この戸籍登録によって、マリヤとヨセフは、ナザレからベツレヘムへもたらされました。それは、救い主がそこで生まれ、彼の誕生の場所に関する預言が成就されるためでした(ミカ5:2.ヨハネ7:41―42)。 |
ルカ 2:4 注1 |
ダビデの王座を継ぐべき王の家系とその一族(3:23―31.1:32.参照,マタイ1:6―16)。 |
ルカ 2:7 注1 |
ルカは人―救い主を提示します。人―救い主の受胎に続いて、ルカはこの章で、次のような卓越した記録をわたしたちに与えます。(1) 人としての真正な誕生。これは、神が人を創造された法則にしたがっています。それは、彼が人の救いのために、人―救い主となられるためです。(2) 神の定められた律法にしたがってなされた、彼の肉体の割礼(21―24節)。それは、彼がアブラハムの正当な子孫となり(創17:9―14)、アブラハムに福音として宣べ伝えられた神の約束(ガラテヤ3:8)、「地のすべてのやからは、あなたによって祝福される」(創12:3)という約束が、その方において、すべての異邦人のために成就されるためです(ガラテヤ3:14)。(3) 人の命の法則にしたがった肉体の成長(40節)。それは、神の贖いの計画の成就のために、彼が神を表現する完全な人となるためです。(4) 彼の正当な少年時代。彼は成長するにつれて、神の事柄に関心を持ちました。この関心は、御父の子としての彼の神性と関係がありました(40―52節)。それは、彼が十分な知恵と身の丈を持ち、神と人の前で彼にあって現される恵みを受けるためでした。 救い主の誕生と少年期に関するここでの記録は、マタイによる福音書第2章のものとはかなり異なります。マタイが救い主の誕生と少年期に起こった事について記録しているものは、キリストの正統な王権をはっきりと証拠づけます。ルカも救い主の誕生と少年期を記録していますが、別の面からの出来事を扱っており、イエスの真正な人性についての強力な証拠を示す事柄を記録しています。二つの書の記載は、救い主の多くのすばらしい身分の異なる両面を述べています。マタイによる福音書第2章2節(マタイ2:2)のノート1を参照。 |
ルカ 2:7 注2 |
人―救い主の生涯は、飼葉桶の中で、最低の状態で始まりました。なぜなら、宿屋が、堕落した人類の多忙な活動によって、占有されていたからです。 |
ルカ 2:8 注1 |
羊の群れを飼う彼らの仕事と(この仕事は人のための食物だけでなく、神へのささげ物も備えました)、夜の見張りをする時の彼らの勤勉は、御使いが告げ知らせた救い主のすばらしい誕生の良きおとずれを受ける最初の人たちとして、彼らを資格づけました。 |
ルカ 2:12 注2 |
この小さなみどりごは、人―救い主に関する予言の中では「大能の神」と呼ばれています(イザヤ9:6)。 |