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出典

フットノート

ルカ 24:45 注1 聖書を理解するには、わたしたちの思いが霊なる主によって、彼の照らしを通して(エペソ1:18)開かれる必要があることを示しています。
ルカ 24:47 注1 罪は、原文は複数。罪の赦しは、罪人の罪のために人―救い主の身代わりの死が成し遂げられ、彼の復活によって実証された後(46節.参照,ローマ4:25)、はじめて宣べ伝えられることができました。ヨハネの福音書は、神―救い主の福音として、実を結ぶための命を強調します(ヨハネ15:5)。ルカの福音書は、人―救い主の福音として、宣べ伝えのための罪の赦しを強調します。命において実を結ぶことは、その霊の息吹きを通して受けた本質的な命の霊を必要とします(ヨハネ20:22)。罪の赦しを宣べ伝えることは、その霊の中のバプテスマを通して受けた、エコノミー的な力の霊を必要とします(使徒1:5,8)。実を結ぶことは、命の事柄です。罪の赦しを宣べ伝えることは、力の事柄です。
ルカ 24:49 注1 ヨエル第2章28節から29節(ヨエル2:28―29)の約束は、ペンテコステの日に成就しました(使徒1:4―5,82:1―4,16―18)。それは、エコノミー的に信者の務めのために、高い所からの力としてのその霊が、注がれるためでした。これは命の霊とは異なります。命の霊は、復活の日に復活した救い主によって、彼の内住のために弟子たちの中へ息吹かれました(ヨハネ20:22とノート1の第一段落)。それは、彼が本質的に彼らの命となるためです。
ルカ 24:49 注2 文字どおりには、遣わす。
ルカ 24:49 注3 文字どおりには、座していなさい。
ルカ 24:49 注4 命の霊について、わたしたちは彼を息として吸い込む必要があります(ヨハネ20:22)。力の霊について、エリヤの外套で予表されたように(列王下2:9,13―15)、彼を制服として着る必要があります。前者は命の水のように、わたしたちが飲むことを必要とします(ヨハネ7:37―39)。後者はバプテスマの水のように、わたしたちが浸されることを必要とします(使徒1:5)。これらは、わたしたちの経験のための、一つの霊の二つの面です(Iコリント12:13)。命の霊の内住は本質的なものであり、わたしたちの命と生活のためです。力の霊の注ぎはエコノミー的なものであり、わたしたちの務めと働きのためです。
ルカ 24:50 注1 オリブ山で(使徒1:12)。
ルカ 24:51 注1 ルカはこの書で、人―救い主に関する五つの重大な卓越した面をおもに見せ、提示しています。それは、彼の誕生、務め、死、復活、昇天です。
(1) 彼の誕生は、本質的に神の霊から、また神の霊をもって成就され、彼を神・人にし、人―救い主とならせました(1:35)。
(2) 彼の務めは、エコノミー的に神の霊によって、また神の霊を通して行なわれ、彼のヨベルの年に神のエコノミーを遂行しました(4:18―19)。
(3) 彼の死は神・人によってであり、人のために神の贖いを成し遂げ(23:42―43)、地上で燃える命の火として(12:49―50)、ご自身を人の中へ解き放ちました。
(4) 彼の復活は、(a) 神が彼と彼の働きを立証されたこと、(b) 彼のすべての達成における成功、(c) 神の宇宙的な敵に対する彼の勝利です。
(5) 彼の昇天は、神が彼を高く上げられたことであり、彼を神のキリストまた万物の主としました(使徒2:36)。それは、彼がすべてを含む霊となって、彼の信者たちで構成された彼のからだの上に天から注ぎ出され(使徒2:4,17―18)、地上で彼の天的務めを遂行するためでした。これは、ルカのもう一つの書、使徒行伝に記録されています。
ルカ 24:53 注1 幾つかの写本は、アーメン
ルカ 24:53 注1 幾つかの写本は、アーメン
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