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出典

フットノート

ヨハネ 11:52 注1 「神の子供たちを、彼が集めて一つにする」とは、主の死と主の復活の命がいずれも、神の子供たちを建造するためであることを意味します。主は彼の死によって、彼の命を解き放ったので、彼の中へと信じる人たちに分け与えられました。この命を、わたしたちは彼の復活の中で経験します。わたしたちが主の命によって共に成長して一つになり、彼のからだとなるのは、主の復活においてです。
ヨハネ 12:1 注1 「ベタニヤ」は、「苦悩の家」を意味します。この時点で、主はユダヤ教の外におられました。彼の復活の命を通して、彼はベタニヤで一つの家を得られました。その所で彼は、祝宴を設け、安息と満足を持つことができました。この祝宴の家は、召会生活の縮図であり、召会の光景を描写しています。(1) 復活の命によって生み出された―ラザロ(11:43―44)。(2) 清められた罪人で構成されている―らい病の人シモン(マルコ14:3)。(3) 外側では苦悩している――ベタニヤ。(4) 内側では主の臨在の中で、主と共に祝宴にあずかっている(2節)。(5) 姉妹のほうが兄弟よりも多い(2―3節)。(6) さまざまな機能を持つ肢体がある。仕えている――マルタ、証しをしている――ラザロ、愛している――マリヤ(2―3節)。(7) 偽りの者―ユダによって汚される(4節)。(8) 宗教によって迫害される(10節)。(9) テストであり、人を暴露する(610節)。(10) 多くの信者をもたらす(11節)。
ヨハネ 12:3 注1 当時の重さの単位で約330グラム。
ヨハネ 12:3 注2 これは、らい病の人シモンの家でした(マルコ14:3)。
ヨハネ 12:5 注1 第6章7節(6:7)のノート1を参照。
ヨハネ 12:7 注1 主イエスは、彼の周りにいるすべての人にとってテストでした。祭司長やパリサイ人は彼を殺す陰謀を企て(11:475357)、らい病の人シモンは彼のために自分の家を用意し(マタイ26:6)、マルタは彼に仕え、ラザロは彼について証しをし、マリヤは彼を愛し(2―3節)、ユダは彼を裏切ろうとし(4節)、多くの人は彼の中へと信じました(11節)。主は神のエコノミーの中心であり、神によって立てられたしるしです(ルカ2:34)。彼に触れる者はだれでも、必ずテストされ、暴露されます。
ヨハネ 12:13 注1 ヘブル語の表現で、「今、救ってください」(詩118:25)を意味します。
ヨハネ 12:23 注1 人の子としてのイエスが栄光を受けるとは、彼が復活されること、すなわち、彼の神聖な要素、彼の神聖な命が、彼の人性という殻の内側から解き放されて、復活の中で多くの信者たちを生み出すことでした(Iペテロ1:3)。それは、一粒の麦(24節)が地に落ちて、その命の要素を解き放し、地から成長して多くの実を結ぶ、すなわち、多くの穀粒を生み出すようにです。第17章1節(17:1)のノート1を参照。
ヨハネ 12:24 注1 この時点で、この世的な見方によれば、イエスは彼の黄金時代におられました。ラザロの復活のゆえに、ユダヤ人の大群衆は彼を高く評価し、彼を熱烈に歓迎しました(12―19節)。またギリシャ人でさえ、彼を訪ねて来ていました(20―22節)。しかし彼は、むしろ一粒の麦として地に落ちて死ぬことを願われました。それは、多くの実である召会を生み出すためでした。
ヨハネ 12:24 注2 この「多くの実」は、復活におけるキリストの増し加わりとなりました。この増し加わりは、キリストが彼の死と復活を通して入って行かれた栄光です(ルカ24:26)。第12章23節から第17章の終わりまでは、この栄光の奥義を詳しく述べています。キリストは、神と共に栄光を持っておられました(17:5)。彼の受肉は、彼の神聖な栄光を、彼の体の中に隠しました。彼の死と復活を通して、彼の栄光は解き放され、多くの麦粒を生み出し、それが彼の増し加わりとなって、彼の栄光を表現しました。23(23節)、28節(28節)、13:31―32(13:31―32)、14:13(14:13)、15:8(15:8)、16:14(16:14)、17:1(17:1)、4(17:4)、5(17:5)、10(17:10)、22(17:22)、24(17:24)で語られていることは、この栄光と関係があります。この栄光には、第14章から第16章で信者たちに語られた主の最後の言葉によると、三つの具体的な団体の表現があります。それは、第14章2節(14:2)の父の家(召会)、第15章1節から5節(15:1―5)のぶどうの木の枝(キリストのからだの構成要素)、第16章21節(16:21)の新しく生まれた団体の人(新しい人)です。この三つはすべて召会を指しており、召会は、栄光のキリストによって、彼の死と復活を通して生み出された、栄光の増し加わりであることを示しています。この栄光の増し加わりの中で、神の子、キリストは栄光を受けられます。こうして父なる神も、キリストが栄光を受けられること、すなわち、召会を通して完全に表現されることによって(エペソ3:19―21)、栄光を受けられます。この表現は、三一の神の一の中で維持される必要があります。ですから主は、第17章の結びの祈りの中で、特にこの事のために祈られたのです(17:20―23)。キリストのこの栄光の増し加わりは、ヨハネによる福音書に啓示されている奥義の頂点であり、その究極の完成は、やはりヨハネによって書かれた啓示録にある新エルサレムです。新しい聖なる都は、歴代のキリストの増し加わりの集大成となり、その中でキリストの神聖な栄光は、極みまで表現されるでしょう。子なる神が栄光を受けられる時、父なる神も永遠無比の栄光を得られ、それは永遠における彼の完全な表現となるでしょう。こうして、彼の永遠のエコノミーは、永遠にわたって成就されます。
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