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出典

フットノート

使徒 1:14 注1 主が死なれる前、弟子たちは霊的な事柄に対して祈ることに何の興味も持ちませんでした(ルカ22:4045―46)。むしろ、彼らはだれが一番偉いかと、互いに論争していました(ルカ22:24)。しかし今や、主の復活と昇天の後、彼らの霊的状態は根本的に変わりました。彼らは互いに論争せず、エコノミー的に注ぎ出された力の霊を受けたペンテコステの日の前でさえ(第2章)、一つ心で辛抱強く祈る負担を持ちました。これは、彼らが主の復活の日に(ヨハネ20:22)、内住する命の霊を本質的に受けていたことの強力なしるし、証拠です。これはまた、彼らが主の昇天のビジョンによって、神の新約エコノミーの中で強められていたことの証拠でもあります。
使徒 1:14 注3 弟子たちは、御父の約束である力の霊を着せられるように、祈ったことでしょう。主が彼らにエルサレムにとどまるようにと命じられたのは、このためでした(ルカ24:49使徒1:4)。また、ルカによる福音書第24章47節から48節(ルカ24:47―48)と本書の第1章8節(1:8)で、主によって彼らに与えられた任務、すなわち、地の果てまでも彼の証しを担うという任務についても、祈ったことでしょう。
 神は彼の新約エコノミーの遂行のために、彼の霊を注ぎ出すことを願い、それを行なうことを約束されました。しかし神は、彼の選びの民がこのために祈ることを必要とされました。天にいる神として、彼はご計画を遂行するために、彼と協力する地上の人々を必要とされます。十日間に及ぶ百二十人の弟子たちの祈りは、神のこの必要を満たしました。
使徒 1:15 注1 主が死なれる前、ペテロは何度も無意味なことを語りました(マタイ16:22―2317:24―2626:33―35)。しかし今、主が復活された後、ペテロは旧約の予言をその正しい意義において、正当に解釈することができました(16―20節)。これも、弟子たちがペンテコステの日にエコノミー的に力の霊を受ける前に、主の復活の日に本質的に命の霊を受けていたことの証拠です。
使徒 1:16 注1 単なる「兄弟たちよ」よりも威厳があり、荘重です。
使徒 1:17 注1 25節(25節)でも述べられており、イエスの証しを担う務めのことを言っています(8節)。使徒は十二人いましたが、彼らの務めは唯一でした。「この務め」とは、キリストのからだの原則にある一つの団体的務めです。すべての使徒は同じ務めを遂行し、何かの宗教、教理、実行についてではなく、受肉し、復活し、昇天した、すべてのものの主なるイエス・キリストについての証しをしたのです。
使徒 1:18 注1 あるいは、報酬。
使徒 1:19 注1 アラム語。
使徒 1:19 注2 血まみれの死を意味します(マタイ27:5―8)。
使徒 1:21 注1 あるいは、わたしたちの前に。
使徒 1:22 注1 主の復活は、使徒たちの証しの焦点でした。それは、彼の受肉、人性、地上における人の生活、神の定められた死(2:23)にさかのぼって言及し、彼の昇天、天における務めと行政、再来を指し示します。こうして、すべてのものの主なるイエス・キリストに関する使徒たちの証しは、使徒行伝全体に記述されているように、すべてを含みます。彼らは、全聖書に啓示されているように、すべてを含むキリストを宣べ伝え、供給しました。
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