出典 |
フットノート |
使徒 23:6 注5 |
あるいは、罪定めされている。 |
使徒 23:10 注1 |
第21章31節(21:31)のノート1を参照。 |
使徒 23:10 注2 |
これは、ユダヤ人の手からパウロを救い出すために行使された主の主権でした。エルサレムのユダヤ人の暴動を通して、神はパウロを、彼がヤコブの妥協的な提案を受け入れ、ナジル人の誓願に加わった時に陥った苦境から、救い出されました。ここでは、ローマの歩兵隊の司令官を通して、主権の神は再びパウロを、彼を殺そうとする暴動のユダヤ人の手から、救い出されました。それは、神がパウロを、すべての危険な状態と待ち受けるわなから引き離して、静かな牢獄の中へ送るためでした。これはパウロに、カイザリヤでも(24:27)、ローマ市でも(28:16、23、30)、静かな環境と時間を与えました。それは、パウロの最後の書簡を通して、彼が主から受けた神の新約エコノミーの奥義の啓示を、代々にわたって余すところなく、召会に解き放すためでした。召会がすべての世代にわたってこれらの書簡から受ける恩恵と利益を測るには、永遠を要するでしょう。 |
使徒 23:11 注1 |
文字どおりには、二日目の夜。ユダヤ人の暦によれば、日没は次の日の始まりです。 |
使徒 23:11 注2 |
主は絶えず、パウロの中に本質的に生きておられました(ガラテヤ2:20)。今や、主は彼のそばにエコノミー的に立って、彼を力づけ、励まされました。これは主の信実と、ご自身のしもべに対する良き顧みを示しました。 |
使徒 23:11 注3 |
使徒がエルサレムで主について重々しい証しを担ったことを、主は承認されました。証しは単なる教えとは異なります(参照、2:40のノート1)。 |
使徒 23:11 注5 |
これは、第19章21節(19:21)でのパウロの願いを成就することでした。第27章24節(27:24)のノート1を参照。 |
使徒 23:11 注4 |
昇天したキリストは、彼の天の務めを遂行するために、ご自身を増殖して神の王国が確立されるよう、彼の豊満としての諸召会を建造されます。彼はそのために、人の教えによって訓練された一群の説教者たちによって宣べ伝えるのではなく、受肉し、十字架につけられ、復活し、昇天したキリストの生きた証しをする彼の証し人、殉教者たちの一団を用いることを願われます(参照、1:8のノート3と26:16のノート1)。サタンはユダヤ人の宗教家を扇動し、異邦人の政治家を利用して、使徒たちとその福音の宣べ伝えの務めを縛ることはできました。しかし、キリストの生きた証し人とその生きた証しを縛ることはできませんでした。彼らが使徒たちや福音の宣べ伝えの務めを縛れば縛るほど、キリストのこれらの殉教者たちとその生きた証しは、ますます強くなり、ますます輝きました。主は使徒にご自身を現された時、彼を縄目からすぐに救い出さずに、縄目のままローマにもたらすこと、それはパウロがエルサレムで行なったように、主について証しをするためであることを、示されました。主はこれを行なうようにと、パウロを励まされました。 |
使徒 23:12 注1 |
12節から15節(12―15節)の陰謀は、偽善的なユダヤ人宗教家の虚偽とサタン的憎悪を明らかにしました(ヨハネ8:44.マタイ23:34)。1節(1節)のノート3を参照。 |
使徒 23:12 注2 |
彼ら自身をのろいの下に置くとは、彼らがその誓願を保ち続けること、そしてもしその誓願を破るなら、進んでのろわれる気持ちがあることを意味しています(21節も同じ)。 |