出典 |
フットノート |
| ローマ 8:5 注1 |
肉の事柄は、悪であれ善であれ、肉の領域内にあるものすべてを含みます。 |
| ローマ 8:5 注2 |
これは、霊にしたがって歩き、行動するだけでなく、わたしたちの全存在が霊にしたがっていることです。わたしたちが霊にしたがっていれば、その歩みも霊にしたがっています。この霊の中で、内住する命の霊の法則、すなわち手順を経た三一の神ご自身が、わたしたちの内側で自然に働いて、わたしたちを罪と死の法則から解放します。 |
| ローマ 8:5 注3 |
その霊の事柄とは、その霊が受けて、わたしたちに明らかにした、キリストに関する事柄です(ヨハネ16:14―15)。わたしたちがこれらの事柄を思うように自分を訓練するなら、最終的にわたしたちの全存在が、霊にしたがうものとなります。 |
| ローマ 8:6 注1 |
文字どおりには、肉の思い。6節から8節(6―8節)の重点は思いです。思いは、人の人格、パースンである魂の主導的な部分です。ですから、思いは魂、すなわち人自身を代表します。この章では、思いは中立であり、再生され混ざり合わされた霊と、堕落した体、肉との中間にあります。第7章と第8章は、思いが二種類の行動を持って、わたしたちを霊の中におらせるか、あるいは肉の中におらせることを見せています。もし思いが、再生され、神の霊と混ざり合っている霊に依り頼み、結び付くなら、わたしたちをこの霊と、命の霊の法則である神聖な霊の享受の中に、もたらすことができます(2節)。もし思いが肉に結び付き、独立して行動するなら、わたしたちを肉にもたらし、神に敵対させ、神を喜ばせることができないようにします(7―8節)。 |
| ローマ 8:6 注2 |
命と平安は、思いを霊に付けた結果です。思いを霊に付けるなら、わたしたちの外側の行動と内側の人は一致し、わたしたちと神との間に、何の食い違いもなくなります。わたしたちと神は平和であり、敵対はなく(7節)、わたしたちは内側に平安を感じます。
わたしたちの思いを肉や肉の事柄に付ける時、その結果は死です。それは、わたしたちが神を享受することから引き離されていると、わたしたちに感じさせます。わたしたちには平安な、生きている感覚はなく、不安と死を感じます。わたしたちが肉のことを思い、思いを肉の事柄に付けている時、死の感覚はわたしたちに警告として働き、わたしたちが肉から救い出されて、霊の中で生きるようにと促します。 |
| ローマ 8:6 注3 |
文字どおりには、霊の思い。思いを霊に付けることは、5節(5節)のその霊の事柄を思うことと同じです。6節(6節)と7節から13節(7―13節)は、キリストが今日、神聖な霊における神の命であるだけでなく(2節)、神の民に内住する神の命でもあることを見せています。なぜなら神の命の霊は、わたしたちに内住する霊となっており、その両面はいずれもキリストであるからです。 |
| ローマ 8:6 注2 |
命と平安は、思いを霊に付けた結果です。思いを霊に付けるなら、わたしたちの外側の行動と内側の人は一致し、わたしたちと神との間に、何の食い違いもなくなります。わたしたちと神は平和であり、敵対はなく(7節)、わたしたちは内側に平安を感じます。
わたしたちの思いを肉や肉の事柄に付ける時、その結果は死です。それは、わたしたちが神を享受することから引き離されていると、わたしたちに感じさせます。わたしたちには平安な、生きている感覚はなく、不安と死を感じます。わたしたちが肉のことを思い、思いを肉の事柄に付けている時、死の感覚はわたしたちに警告として働き、わたしたちが肉から救い出されて、霊の中で生きるようにと促します。 |
| ローマ 8:8 注1 |
わたしたちが肉を思う、あるいは思いを肉に付けるなら、肉の中にいる者となります。 |
| ローマ 8:8 注2 |
8節(8節)と9節(9節)は、「の中に」という言葉を強調しています。これは、ここの強調が、源と地位よりも、状態と経験にあることを示しています。 |
| ローマ 8:9 注1 |
この章は、いかに三一の神―父(15節)、子(3,29,32節)、霊(9,11,13―14,16,23,26節)が、ご自身を命として(2,6,10,11節)、わたしたち、三部分(霊、魂、体)から成る人の中に分与し、わたしたちを神の子たちとして(14―15,19,23,29,17節)、キリストのからだを構成するか(12:4―5)を啓示しています。 |
