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出典

フットノート

ガラ 3:27 注1 信じるとは、キリストの中へと信じることであり(ヨハネ3:16)、バプテスマされるとは、キリストの中へとバプテスマされることです。信仰とバプテスマによって、わたしたちはキリストの中へと入り、こうしてキリストを着て、キリストに結合されて一となりました。正しく、純粋に、生きた方法で実行されたバプテスマは、信者を三一の神の名、神聖な名の中へと入れます(マタイ28:19)。すなわち、キリスト、生けるパースンの中へと(27節)、キリストの死、効き目ある死の中へと(ローマ6:3)、キリストのからだ、生ける有機体の中へとです(Iコリント12:13)。それは信者が、キリストとの有機的結合だけでなく、彼のからだとの有機的結合の中へと入るためです。さらに、バプテスマは信者を、彼らの古い状態から新しい状態へともたらし、古い命を終わらせて、キリストの新しい命をもって発芽させます。それは彼らが、三一の神の要素によって、キリストのからだ、有機体の中に生きるためです。
ガラ 3:28 注2 人種や国籍の区別。
ガラ 3:28 注1 コロサイ第3章11節(コロサイ3:11)のノート2を参照。
ガラ 3:28 注3 社会的身分の区別。
ガラ 3:28 注4 性の区別。
ガラ 3:28 注5 信者は、キリストにあって一つです。すなわち、彼の復活の命と神聖な性質によって、一人の新しい人となります(エペソ2:15)。この一人の新しい人は、絶対的にキリストの中にあります。そこには、わたしたちの天然の存在、天然の気質、天然の性格の入る余地はありません。この新しい人の中では、キリストがすべてであり、すべての中におられます(コロサイ3:10―11)。このキリストにある一は、バプテスマを通して達成されます。バプテスマは、いっさいの分裂的な区別を終わらせ、信者たちを、手順を経た三一の神との、神聖な有機的結合へともたらします。その結果、信者たちは、互いに一であるという主観的な確信を持つのです。
ガラ 3:29 注1 アブラハムの子孫はただ一人、キリストです(16節)。ですから、アブラハムの子孫となるために、わたしたちはキリストのもの、キリストの一部分とならなければなりません。わたしたちはキリストと一つなのですから、アブラハムの子孫、約束による相続人でもあって、神の約束された祝福を受け継ぐのです。この祝福は、すべてを含む霊であり、手順を経た神の究極的完成であって、わたしたちの分け前となります。新しい契約の下の、神の選びの民である信者、成人した子は、このような相続人です。彼らは律法の下にではなく、キリストの中にあります。ユダヤ教宣教者は、律法の下にとどまっていて、自分自身をキリストから引き離しており、イシマエルのように(4:23)、肉によるアブラハムの子孫でした。彼らはイサクのように(4:28)、約束によるアブラハムの相続人ではありませんでした。しかしキリストにある信者は約束による相続人であって、約束された祝福を受け継ぎます。ですから、わたしたちはキリストの中にとどまっているべきであり、律法に戻ってはなりません。
 律法は、わたしたちに命を与えることはできません(21節)。ですから、神の子たちを生み出すことはできません。しかしわたしたちが信仰によって受け(2節)、わたしたちに命を与えるその霊は(IIコリント3:6)、それができます。律法は、神の選びの民を後見の下に守りましたが、それは信仰が来るまででした(23節)。キリスト(すべてを含む命を与える霊)にある信仰は、神の選びの民を神の約束によって、「天の星」のように(創22:17)、アブラハムの子孫とします。
ガラ 3:29 注2 この章は、神が彼の永遠の目的にしたがって、アブラハムに約束を与えられたことを啓示します。この約束が成就される前に、神の選びの民の後見人として、律法が与えられました。次に、定められた時に、約束された子孫であるキリストが来られ、約束を成就し、約束された祝福をもたらしました。これが恵みです。ですから、恵みはキリストと共に、約束の成就と共に来ました。これはすべて神の側のことです。わたしたちの側では、子孫であるキリストのすべて、また彼が達成されたすべてを、理解し、認識し、享受する道が必要です。こういうわけで、神の側には恵みがあり、わたしたちの側には信仰があるのです。今やわたしたちには、恵み、信仰、約束を成就した子孫があるのですから、わたしたちの後見人としての律法を、もはや必要としません。ですから、わたしたちは律法を脇へ追いやって、後見人から転機し、キリストにとどまる必要があります。それは、恵みと信仰の中にとどまることによって、約束された祝福を享受するためです。この祝福は、手順を経られた三一の神、すべてを含む命を与える霊にほかなりません。
ガラ 4:1 注1 ギリシャ語は、エペソ人への手紙第4章14節(エペソ4:14)の「幼子」と同じで、未成年者のことを言います。3節(3節)も同じです。
ガラ 4:2 注2 父が定められたその時は、新約の時であって、キリストの最初の来臨で始まります。
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