出典 |
フットノート |
ガラ 4:6 注1 |
神の御子は、神聖な命の化身です(Iヨハネ5:12)。ですから、神の御子の霊は、命の霊です(ローマ8:2)。神がわたしたちに彼の命の霊を与えられるのは、わたしたちが、律法を守る者だからではなく、彼の子たちだからです。律法を守る者として、わたしたちには神の命の霊を享受する権利はありません。神の子たちとして、わたしたちには神の霊、すなわち命の満ちあふれる供給を持っておられる方にあずかる地位、十分な権利があります。そのような霊、神の御子の霊が、アブラハムに対する神の約束の祝福の焦点です(3:14)。 この章の4節から6節(4―6節)は、三一の神が彼の永遠の目的を成就するために、多くの子を生み出されることを語っています。父なる神は子なる神を遣わして、わたしたちを律法から贖い出し、子たる身分を受けさせます。父なる神はまたその霊なる神を遣わして、彼の命をわたしたちの中へと分け与え、実際の中で彼の子たちとならせます。 |
ガラ 4:7 注1 |
新約の信者は、もはや律法の下で働く奴隷ではなく、恵みの下の命にある子です。 |
ガラ 4:7 注2 |
第3章26節(3:26)のノート1を参照。 |
ガラ 4:7 注4 |
新約の信者が神の相続人となるのは、律法を通してではなく、肉の父を通してでもなく、神を通して、三一の神を通してでさえあります。すなわち、御子とその霊を遣わされた父(4,6節)、子たる身分のために贖いを成就された御子(5節)、わたしたちの内側で子たる身分を実現するその霊です(6節)。 |
ガラ 4:7 注3 |
法律によって成人した者(ローマの法律が例に用いられている)で、父の財産を相続する資格のある者です。 |
ガラ 4:8 注1 |
神々、偶像には、神聖な性質がありません。迷信的な礼拝者は、それを神々と考えましたが、本来、それらは神ではありません。 |
ガラ 4:9 注1 |
文字どおりには、奴隷として仕える。 |
ガラ 4:10 注1 |
安息日、新月(イザヤ66:23)。 |
ガラ 4:10 注2 |
聖なる月、例えば、一月、アビブ、穂の月(出13:4)。二月、ジフ、花の月(列王上6:1,37)。七月、エタニム、流れる川の月(列王上8:2)。八月、ブル、雨の月(列王上6:38)などです。 |
ガラ 4:10 注3 |
祭りの季節、例えば、過越、ペンテコステ、仮庵の祭り(歴代下8:13)などです。 |