出典 |
フットノート |
ガラ 4:24 注5 |
アブラハムのめかけハガルは、律法を象徴します。ですから、律法の地位は、めかけのようなものです。アブラハムの妻サラは、神の恵みを象徴し(ヨハネ1:17)、それは神のエコノミーの中で、正当な地位を持っています。律法はハガルのようであって、ユダヤ教宣教者のように、奴隷の身分へと子供を生みました。恵みはサラのようであって、子たる身分へと子供を生みます。これらは新約の信者です。彼らはもはや律法の下にではなく、恵みの下にいます(ローマ6:14)。彼らは恵みに立つべきであって(ローマ5:2)、そこから落ちてはなりません(5:4)。 |
ガラ 4:25 注1 |
神の選びであるエルサレム(列王上14:21.詩48:2,8)は、サラによって象徴されている約束の契約に属するべきです。ところがそれは、神の選びの民を律法の束縛へともたらすので、シナイ山に相当します。シナイ山は、ハガルによって象徴されている律法の契約に属します。 |
ガラ 4:25 注3 |
律法の下の奴隷。使徒の時代、エルサレムとその子供たちは、律法の下の奴隷でした。 |
ガラ 4:25 注2 |
文字どおりには、奴隷として仕える。 |
ガラ 4:26 注1 |
上なるエルサレムは、最終的に、新天新地における新エルサレムとなるでしょう(啓21:1―2)。そしてそれは、約束の契約と関係があります。彼女は、新約の信者の母です。新約の信者は、律法の下にある奴隷ではなく、恵みの下にある子です。わたしたち新約の信者はみな、上なるエルサレムから生まれました。そして、新天新地における新エルサレムにいるでしょう。 |
ガラ 4:27 注2 |
夫のいない女を意味します。ですから、ひとり者です。 |
ガラ 4:27 注1 |
これは、アブラハムの霊的子孫が、彼の生まれながらの子孫よりも数が多いことを示します。彼の霊的子孫は天のエルサレムに属し、恵みの自由の下で、約束の契約に属します。彼の生まれながらの子孫は地上のエルサレムに属し、律法の奴隷の身分の下で、律法の契約に属します。 |
ガラ 4:28 注1 |
約束の子供は、恵みを通して、約束の契約の下で、天なるエルサレムから生まれた子供です。 |
ガラ 4:29 注1 |
二つの契約によって生まれた二種類の子供は、その性質が異なっています。律法の契約によって生まれた者は、肉によって生まれます。約束の契約によって生まれた者は、その霊によって生まれます。肉によって生まれた子供には、神が約束された祝福にあずかる権利はありません。ところがその霊によって生まれた子供は、完全な権利を持っています。ユダヤ教宣教者は、前者の種類の子供でした。キリストにある信者は、後者の種類の子供です(「肉」と「霊」については、3:3のノート2、5:19のノート1、5:22のノート1を参照)。 |
ガラ 4:29 注1 |
二つの契約によって生まれた二種類の子供は、その性質が異なっています。律法の契約によって生まれた者は、肉によって生まれます。約束の契約によって生まれた者は、その霊によって生まれます。肉によって生まれた子供には、神が約束された祝福にあずかる権利はありません。ところがその霊によって生まれた子供は、完全な権利を持っています。ユダヤ教宣教者は、前者の種類の子供でした。キリストにある信者は、後者の種類の子供です(「肉」と「霊」については、3:3のノート2、5:19のノート1、5:22のノート1を参照)。 |