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出典

フットノート

ガラ 6:8 注1 をもくろんで、あるいは、のために。自分の肉へとまくとは、自分の肉のために、肉の願望と目的をもくろんで、肉がむさぼるものを満たそうとしてまくことです。その霊へとまくとは、その霊のために、その霊の願いと目的をもくろんで、その霊が願われるものを達成しようとしてまくことです。わたしたちが行なうことは、すべてわたしたちの肉へとまくことか、その霊へとまくことかのいずれかです。そしてまくことの結果として、肉から腐敗を刈り取るか、あるいは、その霊から永遠の命を刈り取ります。
ガラ 6:8 注3 肉の目的を満たすためにまくことは、腐敗という結果になります。その霊の目標を達成するためにまくことは、命という結果に、さらに永遠の命という結果になります。腐敗は肉のものであり、肉が腐敗していることを示します。永遠の命はその霊のものであり、その霊ご自身です。
ガラ 6:9 注1 文字どおりには、たるまない。
ガラ 6:10 注3 第1章23節(1:23)のノート2を参照。
ガラ 6:10 注2 「信仰の家族」とは、約束の子供たち(4:28)、すべてキリストにある信仰を通して、神の子たちとされた者のことです(3:26)。キリストにあるすべての信者は、共に宇宙的な家族、神の大家族を構成します。これは、律法の行ないを通してではなく、キリストにある信仰を通してです。この家族は、新しい人として(コロサイ3:10―11)、キリストのすべての肢体から成っており、キリストをその構成要素としています。ですから、わたしたちは特にこの家族の人たちに対して、彼らの人種や社会的階級にかかわらず、善を行なうべきです(3:28)。
ガラ 6:10 注1 これはおもに、貧しい人に物質を供給することを言います(IIコリント9:6―9)。
ガラ 6:11 注1 おそらくこれは、パウロの目の病のゆえでしょう(4:13―15と15節のノート2)。
ガラ 6:12 注2 すなわち、外面的に肉の領域で。肉は神によって罪に定められ、拒絶されます。肉の中にいるとは、生まれながらの人、外なる人にいることです。それには、内なる実際と霊的価値はありません。その実際と価値は、わたしたちの再生された霊の中にあります。
ガラ 6:12 注1 文字どおりには、意気揚々とした表情。ですから、見えを張り、見栄えを良くするための良い外見です。ここでは、否定的な意味で使われています。
 割礼は、十字架と同じく、見栄えの良いものではなく、むしろ屈辱です。ところが、ユダヤ教宣教者はそれを見栄えの良いものとして、肉において誇りました(13節)。
ガラ 6:14 注1 十字架は真に屈辱でした。ところが使徒は、それを彼の誇りとしました。
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