出典 |
フットノート |
| エペソ 1:2 注1 |
恵みとは、わたしたちの享受としての神です(ヨハネ1:17．Iコリント15:10)。 |
| エペソ 1:2 注2 |
平安とは、恵みから生じる状態であり、わたしたちの父なる神を享受することから出てきます。 |
| エペソ 1:3 注1 |
文字どおりには、賞賛される、頌栄をもって賛美されることです。この区分では、三一の神が賞賛され、頌栄をもって賛美されています。すなわち、御父は、神の永遠の目的のために選び、定めることで(3―6節)、御子は、神の永遠の目的を成就するために贖うことで(7―12節)、その霊は、神の成就された目的を適用するために証印を押すことと、担保を入れることで(13―14節)賛美されています。神聖な三一のすべての美徳を通して、わたしたち堕落した罪人は、召会、キリストのからだとなり、すべての中ですべてを満たしている方の豊満、表現となります。 |
| エペソ 1:3 注3 |
主イエス・キリストはわたしたちのものですから、神が主イエスに対してであるすべては、わたしたちのものでもあります。「主」は、彼の主としての身分を(使徒2:36)、「イエス」は、彼が人であることを(Iテモテ2:5)、「キリスト」は、彼が神に油塗られた方であることを言います(ヨハネ20:31)。 |
| エペソ 1:3 注2 |
神は、人の子としてのわたしたちの主イエス・キリストの神であり、神の御子としてのわたしたちの主イエス・キリストの父です。主の人性によれば、神は彼の神であり、主の神性によれば、神は彼の父です。 |
| エペソ 1:3 注9 |
キリストは、神がわたしたちを祝福された効力、手段、領域です。キリストの外で、キリストから離れて、神はわたしたちと何の関係もありません。しかしキリストの中で、神はわたしたちを、天上にあるあらゆる霊の祝福をもって祝福してくださいました。 |
| エペソ 1:3 注8 |
ここの「天上」は、天の場所だけでなく、神がわたしたちを祝福された霊の祝福の、天的性質、状態、特徴、雰囲気をも示しています。これらの祝福は天からであり、天の性質、天の状態、天の特徴、天の雰囲気があります。キリストにある信者たちは地上で、これらの天的祝福を享受しています。それは霊的であり、また天的です。それは、神がイスラエルを祝福された祝福とは異なっています。イスラエルへの祝福は、物質的で地的でした。わたしたちに与えられた祝福は、父なる神のものであり、子なる神においてであり、霊なる神を通してであり、天上にあるものです。それは三一の神によって、わたしたち、キリストにある信者に与えられた霊の祝福です。それは天上にある祝福であり、天の性質、状態、特徴、雰囲気があります。 |
| エペソ 1:3 注6 |
神がわたしたちを祝福されたあらゆる祝福は、霊のものであり、聖霊と関係があります。神の霊は、神の祝福の通路だけでなく、それの実際でもあります。この節では、父なる神、子なる神、霊なる神が、すべてわたしたちに与えられた祝福と関係があります。神がわたしたちを祝福するのは、事実上、彼がご自身をわたしたちに分与することです。 |
| エペソ 1:3 注7 |
文字どおりには、ほめ言葉、あるいは発言、すばらしい語りかけ、麗しい言葉です。それは、気前良さと益を暗示します。神は、彼のほめる、すばらしい、麗しい語りかけをもって、わたしたちを祝福されました。そのような語りかけはすべて、わたしたちへの祝福です。4節から14節(4―14節)は、そのような語りかけ、そのような祝福の記述です。これらの祝福はすべて霊的で、天上にあり、キリストにあってです。 |
| エペソ 1:3 注5 |
文字どおりには、中で。 |
