出典 |
フットノート |
| エペソ 1:3 注4 |
文字どおりには、賛美した、あるいは、賞賛した。神はわたしたちを祝福する時、わたしたちを賛美し、賞賛されます。 |
| エペソ 1:4 注7 |
ここの愛は、神がご自身の選んだ者たちを愛した愛、そして神に選ばれた者たちが神を愛する愛を言います。神に選ばれた者たちが御前に聖く傷のない者となるのは、この愛、そのような愛の中でです。まず、神がわたしたちを愛してくださいました。するとこの神聖な愛が、わたしたちに吹き込まれて、彼を愛し返させます。そのような愛の状態と雰囲気の中で、わたしたちは神に浸透されて、彼のように、聖く傷のない者になるのです。 |
| エペソ 1:4 注6 |
「愛の中で」は、5節(5節)の「あらかじめ定められた」と結び付けることができます。 |
| エペソ 1:4 注5 |
「御前に」とは、わたしたちが、神の神聖な標準にしたがって、神の目に聖く傷がないことを示します。これは、わたしたちが彼の臨在にとどまり、彼の臨在を享受するよう資格づけます。 |
| エペソ 1:4 注3 |
「聖く」とは、神へと聖別され、分離されるだけでなく、あらゆる俗的なものとは異なっていて、区別されることを意味します。ただ神だけが、すべてのものとは異なり、区別されています。ですから、彼は聖です。聖は彼の性質です。彼は、わたしたちが聖くなるようにと選ばれました。彼がわたしたちを聖くされるのは、聖なる方であるご自身を、わたしたちの中に分け与えることによります。それはわたしたちの全存在が、彼の聖なる性質で浸透され、飽和されるためです。わたしたち、神に選ばれた者が聖くなるとは、神の神聖な性質にあずかること(IIペテロ1:4)、わたしたちの全存在が神ご自身で浸透されることです。これは、単なる罪なき完全、罪なき純潔とは異なります。これはわたしたちの全存在を、神の性質と特性の中で、神ご自身のように聖くします。 |
| エペソ 1:4 注4 |
傷とは、宝石の中の異物のようなものです。神に選ばれた者たちは、神ご自身だけに浸透されるべきであって、堕落した天然の人の要素、肉、自己、この世的な事柄のような異物があるべきではありません。これが、傷のない、どんな混合もない、神の聖なる性質以外のどんな要素もないことです。召会は、言葉の中の水で徹底的に洗われた後、そのように聖別されるでしょう(5:26―27)。 |
| エペソ 1:4 注2 |
これは、永遠の過去においてでした。神はわたしたちを創造する前に、彼の無限の先見にしたがって、わたしたちを選ばれました。このことは、この世、すなわち宇宙の基が置かれたのは、人が生存して、神の永遠のご計画が成就されるためであることを示します。
ローマ人への手紙は、地上の堕落した人で始まっています。ところがエペソ人への手紙は、天上にいる、神に選ばれた者たちで始まっています。 |
| エペソ 1:4 注1 |
3節(3節)の後、4節から14節(4―14節)は、神がわたしたちを祝福されたすべての霊の祝福を、提示しています。それは、神が永遠においてわたしたちを選ばれたことに始まり、キリストのからだを生み出してキリストを永遠に表現することに達します。ですから、神の選びは、神がわたしたちに与えられた第一の祝福です。彼の選びは、彼の選抜です。無数の人々の中から、彼はわたしたちを選抜されました。彼はこれを、キリストの中で行なわれました。わたしたちが神に選ばれたのは、キリストという領域の中でです。キリストの外で、わたしたちは神の選ばれた者ではありません。 |
| エペソ 1:5 注4 |
これは、神にはみこころがあり、その中に彼の大いなる喜びがあることを啓示します。神は彼の喜びにしたがって、彼の心の歓喜にしたがって、わたしたちが彼の子たちとなるようあらかじめ定められました。エペソ人への手紙は、ローマ人への手紙とは違って、人の罪深い状態の見地から語るのではなく、神の心の大いなる喜びの見地から語っています。ですから、エペソ人への手紙はさらに深く、さらに高いのです。 |
| エペソ 1:5 注3 |
「イエス・キリストを通して」とは、神の御子、贖い主を通してを意味します。わたしたちは彼を通して贖われ、神の子たちとなり、神の子の命と地位を得ました。 |
