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出典

フットノート

エペソ 2:8 注3 信仰は、見えない事柄を実体化することです(ヘブル11:1)。わたしたちは信仰によって、キリストがわたしたちのために成就してくださったすべてのことを、実体化します。そのような実体化する能力を通して、わたしたちは恵みによって救われたのです。神の恵みの無代価の行為は、わたしたちの実体化する信仰を通して、わたしたちを救いました。このわたしたちの信仰は、わたしたちがキリストを信じる信仰であり、それは、わたしたちの信仰としてわたしたちの中にあるキリストです(参照,ローマ3:22のノート1)。
エペソ 2:8 注4 「これは」は、「信仰」ではなく、「あなたがたが救われたのは、恵みにより、信仰を通して」であることを言います。
エペソ 2:10 注1 ギリシャ語は「ポイエマ」で、「作られたもの」、「手のわざ」、「詩として書かれ、作られたもの」を意味します。詩的な文章だけでなく、作者の知恵と構想を表現するどんな芸術品も、詩と考えられます。わたしたち、神の働きの傑作である召会は、神の無限の知恵と神聖な構想を表現する詩でもあります。
 天、地、人は、神によって創造されましたが、神の傑作ではありません。しかし召会、キリストのからだ、すべての中ですべてを満たしている方の豊満(1:23)、団体の宇宙的新しい人(15節)は、傑作です。わたしたちは恵みによって救われ、神の傑作となり、神によってあらかじめ備えられた良い働きの中を歩くようにされました。
エペソ 2:10 注2 わたしたち、召会は、神の働きの傑作であって、宇宙における全く新しい項目であり、神の新発明です。わたしたちは、再生を通してキリストの中で神によって創造され、彼の新創造となりました(IIコリント5:17)。
エペソ 2:10 注3 神は良い働きのためにわたしたちを創造されましたが、その良い働きは、わたしたちの一般的な観念による良い事柄ではなく、わたしたちがその中を歩くよう神があらかじめ計画し、あらかじめ定められた、確定的な良い行ないです。この良い事柄とは、本書の続く章で啓示されているように、召会生活を生き、イエスの証しを担うという、神のみこころを行なうことであるに違いありません。
エペソ 2:11 注1 神が彼の目的を成就するために創造された人は、純潔で、罪やどのような否定的な混合物もありませんでした。ところが、罪、サタンの邪悪な性質が、堕落を通して人の中に入り込みました。それはまず、人の体を情欲に満ちた肉とならせ、そしてついに、人の全存在を肉にしました。こうして、人は駄目にされたので、神の目的を成就することが妨げられました。そこで神は来られて、堕落した人類の中から一つの種族、アブラハムと彼の子孫を召し出されました。神は彼の目的を成就するために、彼らが割礼されること、すなわち、彼らの肉を取り除くことを命じられました。これは、彼らが堕落した人類から分離され、堕落した状態から救い出されることを意味しました。割礼は、彼らとその他の人類との間に、大きな違いをつくりました。割礼された人々は、「割礼の者」と呼ばれ、堕落した状態から分離された者でした。その他の人類は「無割礼の者」と呼ばれ、堕落した状態にとどまっている者です。これらの者は、肉の中の異邦人です。わたしたちは、キリストの中にいる前、この部類にいました。
エペソ 2:12 注1 神の選ばれた民に対する神の祝福は、すべてキリストの中に化身されています。そのキリストは、イスラエル、すなわち割礼の民から出てこられました。わたしたち無割礼の異邦人は、イスラエルから分けられていたので、キリストから離れ、キリストとは何の関係もありませんでした。
エペソ 2:12 注2 これは、神の選ばれた民の公民権、市民権で、例えば、神の支配、祝福、臨在などです。堕落を通して、人類は、神が彼の創造の中で人のために意図された、すべての権利を失いました。神はアブラハムを召し、割礼を通して、彼の選ばれた民を、これらすべての権利に連れ戻されました。わたしたちは、無割礼の異邦人として、それらの権利から除外されたままでした。
エペソ 2:12 注3 神の契約は彼の約束です。神の約束は、彼が彼の選ばれた民のために、ある事柄を無代価で行なうという彼の言葉です。神の約束は、必要な手続きによって法定化されると、拘束力のある契約となります。神が、アブラハムからマラキまで、彼の選ばれた民に語られたすべての言葉は、彼の約束でしたが、それは法定化されて、彼の契約となりました。わたしたち異邦人は、イスラエルの国籍から除外されているだけでなく、神の約束の契約に対してもよそ者です。
エペソ 2:12 注6 この世はサタンの体系であって、イスラエルの国籍と対比しています。イスラエルの国籍は、神の王国でした。ところがこの世は、サタンの王国です。わたしたちは救われる前、この世に生きていました。そこには、わたしたちに期待を抱かせる希望はなく、わたしたちの享受としての神もありませんでした。わたしたちはこの時代でも、来たるべき時代に関しても、むなしいものでした。
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