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出典

フットノート

エペソ 2:14 注4 隔ての中垣は、15節(15節)にある「数々の規定から成っている戒めの律法」であり、それは人の肉のゆえに制定されました。第一の規定は割礼、すなわち、人の肉を切り取ることでした。これが、割礼の者と無割礼の者との隔ての中垣となりました。
エペソ 2:15 注4 すなわち儀式、生活や礼拝の形式や方法です。それは、敵意と分裂を造り出します。正当な召会生活を実行するために、すべての規定は排除され、捨てられるべきです。
エペソ 2:15 注3 これは、道徳的な戒めの律法ではなく、儀式的な戒めの律法であり、おもに割礼の実行、食事の規定の順守、安息日を守ることから成っています。これらの規定は、ユダヤ教の主要な「柱」でした。道徳の戒めは決して廃棄されませんが、儀式の戒めは、経綸上、特定の期間にだけ有効でした。ですからそれは、永久のものではありません。
エペソ 2:15 注2 人類は肉となり(創6:3)、神と彼の目的から引き離されたために、神は、彼の選ばれた民が割礼されて、肉を取り去るように定められました。この割礼の規定は、人の肉のゆえに制定されました。キリストは肉体の中で、十字架につけられました。彼が十字架につけられた時、宮の聖所と至聖所を隔てていた垂れ幕で予表された彼の肉体は、裂かれました(ヘブル10:20)。
エペソ 2:15 注1 キリストは、数々の規定から成っている戒めの律法を廃棄することによって、ユダヤ人と異邦人の間の隔ての中垣を取り壊されました。彼が十字架につけられた時、すべての規定はそこに釘づけられました(コロサイ2:14)。
エペソ 2:15 注6 キリストは、一人の新しい人、召会の創造主であるだけでなく、新しい人が創造された領域であり、その手段でもあります。彼は新しい人の要素であって、神の神聖な性質と人性を、一つの実体とされます。ここの「中で」と訳されたギリシャ語の言葉の基本的な意味には、「をもって」という意味もあります。それは、新しい人が、神聖な本質としてのキリストをもって創造されたことを暗示します。
エペソ 2:15 注8 召会は、神の召会、キリストのからだ(すべてを満たしている方の豊満、表現―1:23)、神の家族あるいは家庭、家、宮、住まい(2:19,21―22)だけではありません。それはまた、一人の新しい人でもあります。新しい人は、団体的、宇宙的です。それは二つの民、ユダヤ人と異邦人から創造され、すべての信者から構成されています。信者は大勢いますが、宇宙で一人の新しい人です。
 神は人を、一つの団体的なものとして創造されました(創1:26)。神が創造された団体の人は、人の堕落のゆえに駄目にされました。ですから、神が新しい人を生み出す必要があったのです。これは、キリストが彼の肉体の中で規定を廃棄したことを通して、そして彼がご自身の中で新しい人を創造されたことを通して、成就されました。
エペソ 2:15 注7 ユダヤ人と異邦人は、隔てる規定によって、極みまで分離されていました。しかしその両者とも、キリストの中で、神聖な本質をもって、一つの新しい実体へと、すなわち一人の団体の人、召会へと創造されました。
エペソ 2:15 注5 キリストは、神の神聖な性質を人性の中に造り込むことによって、一人の新しい人、すなわち召会を創造されました。神聖な性質を人性の中に造り込むことは、新しいものでした。ですからそれは創造でした。旧創造では、神は彼の性質をどの被造物の中にも、人の中にさえも造り込まれませんでした。ところが、一人の新しい人の創造では、神の性質が人の中に造り込まれて、彼の神聖な性質と人性を、一つの実体としました。
エペソ 2:15 注9 キリストは彼の肉体の中で、分け隔てる規定を廃棄されました。すなわち、彼は敵意を殺されました。そして、ユダヤ人と異邦人の信者を、一人の新しい人へと創造されました。これによって、すべての信者の間に平和がつくられました。
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