出典 |
フットノート |
エペソ 2:16 注4 |
キリストの十字架は、一方では、肉のゆえに制定された規定によって生じた敵意を殺し、もう一方では、そこで流されたキリストの血をもって、わたしたちを贖いました。この十字架を通して、ユダヤ人と異邦人の両方は、一つからだの中で神に和解させられました。 |
エペソ 2:16 注1 |
「両者」は、ユダヤ人と異邦人のことを言います。無割礼の異邦人だけでなく、割礼のユダヤ人も、十字架上で成就されたキリストの贖いを通して、神に和解させられる必要がありました。 |
エペソ 2:16 注2 |
この一つからだ、すなわち召会(1:23)は、前の節で述べられた一人の新しい人です。この一つからだの中で、ユダヤ人と異邦人の両者は、十字架を通して神に和解させられました。わたしたち信者は、ユダヤ人であろうと異邦人であろうと、キリストのからだ「のため」だけでなく、キリストのからだ「の中で」も和解させられました。これは何という啓示でしょう! わたしたちは神に和解させられました。わたしたちは、キリストのからだの中で救われました。 |
エペソ 2:16 注3 |
わたしたちには神がなく、神を失っていました(12節)。しかし、十字架を通して、キリストの血をもって、一つからだの中で、わたしたちは神に連れ戻されました。 |
エペソ 2:16 注6 |
あるいは、彼の中で。 |
エペソ 2:16 注5 |
これは、隔ての中垣を取り壊し、ユダヤ人と異邦人を相入れなくさせていた規定を、廃棄することです(14―15節)。 |
エペソ 2:17 注1 |
これは、キリストがその霊として来て、平和を福音として宣べ伝えることです。この平和を、彼はご自身の十字架を通して達成されました。 |
エペソ 2:17 注2 |
これは無割礼の異邦人のことを言っています。彼らは肉によって分離され、遠く離れていました。 |
エペソ 2:17 注3 |
これは割礼のユダヤ人のことを言っています。彼らは神の選びによって近くにおり、近づけられていました。 |
エペソ 2:18 注1 |
キリストは、数々の規定から成っている戒めの律法を廃棄し、隔ての中垣を取り壊し、敵意を殺して異邦人をユダヤ人に和解させ、ご自身の血を流して、ユダヤ人と異邦人を、神に対して贖ってくださいました。ですから、ユダヤ人と異邦人の信者は、彼を通して、父へと近づいたのです。 |