出典 |
フットノート |
| エペソ 3:12 注1 |
キリストの中で、わたしたちは近づくことができ、入ることができます。それは、神に近づくだけでなく、彼の新約エコノミーにあずかるためでもあります。キリストにある信仰を通して、わたしたちは大胆に確信をもって近づき、神と彼の永遠のご計画（エコノミー）を享受することができます。 |
| エペソ 3:14 注1 |
神ではなく、父です。「父」は、ここでは広い意味に使われており、信仰の家族の父だけではなく(ガラテヤ6:10)、天と地にあるすべての家族の父をも意味します(15節)。父は、わたしたち再生された信者だけの源ではなく、神が創造された人類(ルカ3:38)、神が創造されたイスラエル(イザヤ63:16．64:8)、神が創造された御使いたちの(ヨブ1:6)源でもあります。ユダヤ人の観念は、神は彼らにとってだけ父である、というものでした。ですから使徒は、彼の啓示にしたがって、天と地にあるすべての家族の父に祈ったのです。それは、ユダヤ人が、ユダヤ人の観念にしたがって、イスラエルの父にだけ祈るのとは対照的でした。 |
| エペソ 3:15 注1 |
ギリシャ語の言葉は、「父の増殖」を意味し、家族の意味を含みます。 |
| エペソ 3:15 注2 |
神は、天にある天使の家族と、地上でのすべての人の家族の源ですから、すべての家族は、彼から名づけられています。それは、生産者が、自分の製品に名をつけ、父が、自分の子供に名前をつけるのと同じです。 |
| エペソ 3:16 注1 |
16節から19節(16―19節)で、「ように」という言葉が、使徒の祈りの中で四回、使われています。使徒は祈りました：父がわたしたちを増強してくださる「ように」．そのように増強された結果、キリストがわたしたちの心の中に、ご自身のホームを造ることができる「ように」．キリストが心の中にご自身のホームを造られた結果、わたしたちが力に満たされて、キリストの大きさを―その広さ、長さ、高さ、深さを会得し、知識を超越したキリストの愛を知る「ように」．これを会得し、これを知った結果、わたしたちが満たされて神の全豊満へと至る「ように」。これらの段階は、わたしたちがキリストの豊富を享受することを通して、キリストのからだが構成されていく、新陳代謝的な手順です。 |
| エペソ 3:16 注2 |
栄光は、神の表現です。天と地にあるすべての家族は、ある程度、神を表現しています。それらが神を表現する時、彼の栄光の豊富があります。使徒は、異邦人信者たちが、神の栄光の豊富にしたがって彼の豊満を経験し、こうして彼が表現されるように、と祈りました。 |
| エペソ 3:16 注4 |
この力は、第1章19節から22節(1:19―22)で語られました。すなわち、キリストを死人の中から復活させ、キリストを天上で神の右に座らせ、万物をキリストの足の下に従わせ、キリストを万物の上にかしらとして召会に与える力です。そのような力がわたしたちの中で活動し(20節)、そのような力をもって、神は召会のために、わたしたちを増強してくださいます。 |
| エペソ 3:16 注5 |
父はわたしたちを、内住する霊を通して、内側から増強してくださいます。この内住する霊は、わたしたちが再生された時から、わたしたちと共に、そしてわたしたちの中におられます。 |
| エペソ 3:16 注6 |
内なる人は、わたしたちの再生された霊であって、神の命をその命として持っています。わたしたちは、キリストを経験して、神の全豊満へと至るために、わたしたちの内なる人の中へと増強される必要があります。これは、わたしたちが聖霊を通して、わたしたちの霊の中へと増強される必要があることを意味します。 |
| エペソ 3:16 注3 |
第1章15節から23節(1:15―23)の使徒の祈りは、聖徒たちが召会に関する啓示を受けることでした。14節から21節(14―21節)での彼の祈りは、聖徒たちが召会のために、キリストを経験することです。このことは、わたしたちが自分の霊の中へと増強されることを必要とします。 |
