出典 |
フットノート |
エペソ 6:10 注4 |
サタンと彼の邪悪な王国に対抗する霊的戦いでは、わたしたちは自分の中でではなく、ただ主の中でのみ戦うことができます。わたしたちは、自分の中にいる時はいつも敗北です。 |
エペソ 6:10 注3 |
この言葉のギリシャ語は、第1章19節(1:19)の「力」と同じ語根です。神の敵を対処し、暗やみの邪悪な勢力に対抗して戦うために、わたしたちは、キリストを死人の中から復活させ、彼を天において、空中のすべての悪霊どもよりもはるかに高く座らせた力の偉大さで、力づけられる必要があります。 |
エペソ 6:10 注2 |
これは、わたしたちが自分の意志を強く働かせる必要があることを示します。 |
エペソ 6:11 注2 |
霊の戦いを戦うには、主の力だけでなく、神の武具をも必要とします。わたしたちの武器は役に立ちません。神の武具、それも神のすべての武具こそ、役に立つのです。 神のすべての武具は、キリストのからだ全体のためであって、からだの個々の肢体のためではありません。召会は団体の戦士であり、信者たちはこの唯一の戦士の一部です。どの個人の信者でもなく、ただ団体の戦士だけが、神のすべての武具を着ることができます。わたしたちは、個人としてではなく、からだの中で、霊の戦いを戦わなければなりません。 |
エペソ 6:11 注1 |
初めの五つの章で、多くの面において、召会が積極面で神の永遠のご計画を成就することが描かれています。消極面では、召会は神の敵、悪魔を打ち破ることに関して、戦士としてここに見られます。神の敵を打ち破るために、わたしたちは神のすべての武具を身に着ける必要があります。「身に着けなさい」は命令です。神はわたしたちに武具を備えてくださいましたが、それをわたしたちに着けることはされません。むしろ、わたしたち自身がそれを着け、自分の意志を働かせて、神と協力しなければなりません。 |
エペソ 6:11 注4 |
これは悪魔の邪悪な計画です。 |
エペソ 6:11 注3 |
第2章では、わたしたちはキリストと共に天上に座り(2:6)、第4章と第5章では、彼のからだの中で地上を歩きます(4:1,17.5:2,8,15)。そして第6章では、彼の力の中で天上で立ちます。キリストと共に座るとは、彼が達成されたすべてにあずかることです。彼のからだの中で歩くとは、神の永遠のご計画を成就することです。彼の力の中で立つとは、神の敵に対抗して戦うことです。 |
エペソ 6:12 注1 |
「血肉」は、人のことを言います。血肉の人の背後には、悪魔の邪悪な勢力があって、神の目的に敵対します。ですから、わたしたちの格闘、わたしたちの戦いは、人に敵対するものではなく、天上にいる悪の霊的な勢力に敵対するものです。 |
エペソ 6:12 注2 |
支配者、権威者、この暗やみの世の主権者は、反逆の天使です。彼らはサタンに従って神に反逆し、今や天上でこの世の諸国民を支配しています。それは例えば、ダニエル書第10章20節(ダニエル10:20)のペルシャの君やギリシャの君です。これは、悪魔、サタンが暗やみの王国を持っていて(マタイ12:26.コロサイ1:13)、その中で最高の地位を占め、反逆の天使たちが彼の下にいることを示します。 |
エペソ 6:12 注3 |
「この暗やみ」は、今日のこの世のことです。この世は完全に悪魔の暗やみの支配下にあり、悪魔は彼の邪悪な天使たちを通してそれを支配します。 |