出典 |
フットノート |
コロ 1:15 注2 |
神としてのキリストは、創造主です。ところが、彼は人でもあって、創造された血と肉にあずかっておられます(ヘブル2:14前半)。ですから、彼は被造物の一部分です。「全被造物の中で最初に生まれた方」は、キリストが全被造物の中で、卓越していることを言います。なぜなら、この節から18節(15―18節)で、キリストが万物の中で第一位であることを、使徒は強調しているからです。 |
コロ 1:16 注2 |
「位」とは、位に就いて、権威を持っている者たちのことを言います。 |
コロ 1:16 注3 |
エペソ第1章21節(エペソ1:21)のノート1を参照。 |
コロ 1:16 注1 |
ここの「御子の中で」は、キリストのパースンの力の中で、を意味します。万物は、キリストが何であられるかの力の中で創造されました。全被造物は、キリストの内在する力の特徴を帯びています。 |
コロ 1:16 注4 |
「彼によって」は、キリストが主動的な手段であり、それを通して、万物の創造が順次、完成されていったことを示します。 |
コロ 1:16 注5 |
あるいは、彼へと。これは、キリストが全被造物の帰すべき方であることを示します。万物が創造されたのは、彼へと帰せられ、彼の所有となるためでした。「中で」、「によって」、「のために」は、創造が主観的にキリストと関係があることを示します。被造物は、彼の中で、彼によって、彼のために造られました。 |
コロ 1:17 注1 |
これは、キリストが永遠において先に存在しておられたことを示します。 |
コロ 1:17 注2 |
あるいは、彼にあって互いに結合している。キリストにあってまとまっているとは、車輪のスポークが、ハブを中心にして支えられているように、支柱であるキリストによって、万物がまとめられていることです。 |
コロ 1:18 注1 |
15節から17節(15―17節)は、キリストが創造における最初であり、全被造物の間で第一位なる方であることを啓示します。18節(18節)は、キリストが復活における最初であり、からだのかしらであることを示しています。そのような方として、彼は召会、神の新創造(IIコリント5:17.ガラテヤ6:15)において第一位です。 |
コロ 1:19 注1 |
「全豊満」は、旧創造と新創造、両方の豊満を言います。 |